FREE / Fire and Water

今回はイギリスのブルーズ・ロックバンド、 フリーです!! φ(゚▽゚*)♪

 

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フリーは67年結成 68年にデビューし 73年に解散なのですが、

詳しくは 71年の初来日直後に1度解散しており、 同年12月に再結成してます。

 

 

フリーの特徴は とにかく重く濃厚な ミディアム・テンポやスロー・テンポなブルース・ナンバーですよね★

 

 

特筆すべきは デビュー当時の彼等の年齢が16~19才だったことです!!! Σ( ̄口 ̄*)

早熟なんて言葉ではかたずけられない・・・ 若くして成熟されつつも熱く燃えたぎる

1stアルバム「Tons of Sobs」で68年にデビューするわけですが、

その燃える炎は 赤く激しく燃え盛る炎と言うよりは  青く静かながらも煌々と燃える炎と言ったほうが適切かもしれません。 (ノ☆_☆)‥‥…☆☆☆☆

Tons of Sobs

Tons of Sobs

 

 

 ボーカルであるポール・ロジャースが生まれ育ったのが、イングランド北部 ミドルズブラ

と言う場所で(アニマルズもこの土地の出身です) スコットランドやアイルランドのバンド

も含め、ブラック・ミュージックのディープなサウンドを得意とするミュージシャン達のメッカ的な

場所だった様で、 そんな環境の中で育ったポールは 当然といえば当然の成長だったかもですね☆

 

 

ギターのポール・コゾフは 著名な俳優の父のもと、恵まれた環境の中 クラッシック・ギター

を学びながら成長しますが  15才の時、 John Mayall & The Bluesbreakersでギター

を弾くエリック・クラプトンに強い衝撃を受け、ブルース・ロックの方向に舵をとります。

 (ドラッグの過剰摂取による心臓病で 25才の時、飛行機の機内にて 眠るように息を

引き取ります。 (´_`。) )

 

 

ドラマーのサイモン・カークは 13才の時にTVで見たビッグ・バンドに魅せられドラムを

始めます。  14才の時には地元のディスコでレコードに合わせ 毎晩4時間ドラムを叩いていたそうです。 (いまいち状況が分からないですけど・・・(^▽^;) )

ただし 定評のある彼のリズム・キープが、その頃に培われたのは間違い無いんでしょうね☆

 本人曰く 最も影響を受けたのは Booker T. & the M.G.'sのアル・ジャクソンとの事です。

 

 

そしてベースのアンディー・フレイザーですが、 アレクシス・コーナー(イギリス・ブルース界の父)の娘と付き合っていたのがきっかけで 若干15才にしてジョン・メイオール率いる

ブルースブレイカーズに加入し ヨーロッパ・ツアーに参加します。

この時バンドでギターを弾いていたのが 後にローリング・ストーンズに参加するミック・テイラーでした!!

(当時ミック19才。  ジョン・メイオールは32才くらいだったみたいですね。)

ジョンがアレクシスに 早急にベースを探しているんだと電話をかけたところ、 たまたまアレクシスのウチに遊びに来ていたアンディが紹介され、 ジョンとのセッションの末 ブルースブレイカーズの参加が決まります☆

参加が決まった後 ジョン・メイオールはアンディーに ベースとアンプとステレオを買ってあげたみたいですね。 (*´∇`*)  15才ですからね~~~♪

フリー参加以前のお話です。

 

 

因みにフリーの名付け親でもあり、 デビューを後押ししてくれるアレクシス・コーナーは

61年に ブルース・インコーポレイテッドを結成しますが、

このバンドには多くの若手ミュージシャンも参加しており、 ジャック・ブルース(CREAM)、

ブライアン・ジョーンズ(The R・S)、チャーリー・ワッツ(The R・S) 等などがいたんですね☆

 

すげ~メンツだな~~~o(@.@)o

 

 

そんなこんなで上記の4人が集まり音を出したわけですから♪♪♪♪ 必然の化学反応ですよね

☆☆☆☆

 

 

でもって今回紹介するのが70年発表の3rdアルバム「Fire and Water」です!!

Fire and Water

Fire and Water

 

でも僕的にはね、 1stアルバムや2ndアルバムの方が好きだったりするんですけどね・・・

 

何と言っても3枚目には彼等の代表曲である「All Right Now」や「Fire and Water」が

収録されちゃってますもんね!!! ヾ(@~▽~@)ノ

このアルバムには「Mr. Big」って曲も収録されてますが、

ポール・ギルバートやビリー・シーンがいるMr. Bigが このアルバムの曲名から取られて

いるのは、 ハード・ロック・ファンの間では知られたお話ですね☆

 

 

ボーカルのポール・ロジャースはフリー解散後も ドラムのサイモン・カークと

Bad Companyを結成したり、  Led Zeppelinジミー・ペイジとThe Firmを結成したり、

ソロでやったり、  Queenで唄ったりするんですけどね (゚o゚*)

実はフリーが解散した直後 Jeff Beck    Deep Purple    Doors なんて

とんでもないメンツから加入要請があったんですって・・・\(* ̄□\) ̄□\) ̄□\))))

 それほどにポール・ロジャースの評価は 同じミュージシャンから見ても高かったって

事ですよね!! 

 

 

僕は2005年の さいたまスーパー・アリーナで Queen+Paul Rodgers

2010年に国際フォーラムで Bad Company見ました。 (^_^)

 

 

では何曲か紹介しつつまた次回まで・・・・

てか最後に凄くゾッとするお話しますね・・・・(・Θ・;)

 

FREEは アイランド・レコードからデビューするわけですが、

最初にアイランド・レコードの社長が出してきたデビューの条件が・・・・

バンド名を 「Heavy Metal Kids」 に変更する事!?だったそうです・・・・

━━━━━━━∑(゚□゚*川━━━━━━━━

当然バンドは 断固拒否・・・ 押し問答の末 社長が折れた様です。

いや~~~ バンドが条件飲まなくて良かったですね (^▽^;)

あのブルース・ロックでHeavy Metal Kidsなんて名乗られてたら メタルの概念自体が

変わってる所でしたよ・・・(゚_゚i)

 

 

ではではまた次回までご機嫌よう (^▽^)/  PEACE!!

 

 ´70 3rdアルバム「Fire and Water」からタイトル曲  Fire and Water


Free - Fire and Water (Live 1970)

 

 

同じく3rdアルバム「Fire and Water」より  All Right Now

 
Free All Right Now Live Isle of Wight Festival August 1970, East Afton Farm, Freshwater

 

 

 

´71  シングル発売  My Brother Jake


FREE - MY BROTHER JAKE(1970)