Cream / BBC Sessions

 

先月のドミノスに続き 今回のアルバム紹介もクラプトン関連です☆

引き続きエリック・クラプトン祝デビュー50周年!!です。 (◎´∀`)ノ.。.:*・゚☆

 

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◎ Ginger  Baker ( Dr )

◎ Jack  Bruce ( Ba・Vo )

◎ Eric  Clapton ( Gr・Vo )

 

 

順番的にはドミノスの前がブラインド・フェイスで その前がこのクリームですね。

まぁ僕の思い入れ順て感じですので。 ( ´ ▽ ` )

 

 

 

ブルースを根幹に置きつつもジャズのインプロビゼーションを操り

更にはそこにハード・ロックサイケデリックを融合させたサウンドが特徴的なバンド!!!!!

なんて言う適当な思いつきで よくクリームが紹介される感じのキャッチ・コピーを

書いてみましたが ( ̄ー ̄)

そもそも クリームがデビューするのは、 ジェフ・ベック・グループやレッド・ツェッペリン

デビューした1968年に先駆ける事 2年も前にデビューしているわけで!!!!!!!!!!!

ロック史における最初のヘヴィー・ハード・ロック・グループは間違いなくCREAMなわけです!!!!!!!!!☆☆☆☆☆

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 もちろん現代のハードな物と比べてしまうと それは全然ソフトなわけですが、

今より遡る事47年前と言うことを考慮してくださいね~(●´ω`●)

 

 

 

アレクシス・コーナーのブルース・インコーポレイテッドやグレアム・ボンド・オーガニゼイションで

活動していたジンジャー・ベイカーが ホワイト・ブルースの名門ジョン・メイオール&ブルース・

ブレイカーズに在籍していたエリック・クラプトンを新たなバンドに誘います☆

クラプトンは 当時マンフレッド・マンに居たジャック・ブルースをベーシストにするならば

と言う条件を出します。  

ジンジャーはブルースと非常に仲が悪かったのですが・・・・この条件を呑み 

1966年 デビューする運びとなります。

(クラプトンはジンジャーとブルースの仲が悪い事を知りませんでした)

 

 

結成初期のうちにブルースがリード・ボーカルを取ることが決められます。

今でこそ歌う事が当たり前だと思われているクラプトンですが、 

この頃のクラプトンは歌う事を恥ずかしがっており たまにブルースのボーカルに

コーラスを付け、 そしてそのうちに 「Four  Until  Late」 「Strange  Brew

「Crossroads」 「Badge」 などの主だった曲でリード・ボーカルを採るようになりますが、

クリーム解散後のブラインド・フェイスでもヴォーカルはそのほとんどをスティーヴ・ウィンウッド

にゆだね、 その後の自身の1stソロ・アルバムやディレク&ザ・ドミノスの頃でさえ自分の

ボーカルには自信が持てなかったようですね。 (⌒_⌒;

 

 

 

1966年 1stアルバム 「Fresh  Cream」

1967年 2ndアルバム 「Disraeli  Gears  /  カラフル・クリーム」

1968年 3rdアルバム 「Wheels  of  Fire  /  クリームの素晴らしき世界」

と年1枚ペースでアルバムを発表していきます。

しかし結成時よりバンドが抱えていた根源的な問題は 

バンドを1968年11月の解散へと導きます。 (´。` )

ブルースとジンジャーの対立も含め実力のあり過ぎるメンバー同士

それぞれの見栄の張り合いが修復不可能な方向へと向かいました★

 

 

 

解散後、

1969年3月 未発表音源とライブ音源で構成された

「Goodbye  /  グッバイ・クリーム」リリース。

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1970年6月 ’68 サンフランシスコでの4回のショウからまとめられたライブ音源「Live  Cream」リリース。

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1972年6月  ’68 3月のウィンターランドと10月のオークランドから構成された

「Live  Cream  Volume.2」リリース。

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 解散後間を置かず3タイトルのライブ音源が発表され、 それより時が流れること2003年

満を持してイギリスのラジオ局でのスタジオ・セッション・ライブ「BBCライブ」が発表されました☆

今回ご紹介するアルバムです♪

BBC Sessions

BBC Sessions

1966年11月から1968年1月の間に重ねられたセッションの中からの収録ですが、

その回数は書物によりけり多少ズレがあり おそらくは7~8回だと思われます。

 

 

クリームのスタジオ・アルバム3枚、 未発表音源アルバム1枚、 ライブ・アルバム4枚

の中から何故にこのアルバムなのかと言うと 特に深い理由は御座いません(●'-')†.。*・☆

単純に僕がこのアルバムが好きだからです♪

なんかBBC音源て聞いただけでドキドキしちゃうんですよね  (✪ฺД✪ฺ) ♥♥♥♥♥

つっても色々出ているBBC音源の中で僕が所有してるのは僅か3タイトル

クリーム、 ツェッペリン、 ビートルズ、 くらいなんですけどね・・・・・(〃・・〃)

ライブなのに隅々まで聞こえるクリアな音の分離  同じ空間で聞いているかのように錯覚してしまうヒリヒリと伝わる緊張感  たまらなく好きなのです!!

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ではでは そんなBBCライブの音源をいくつか貼りつつ

また次回までご機嫌よ~(●>ω・)ノ PEACE!!

 

 

インスト・ナンバーですがめちゃくちゃかっこいいです☆

クリームの本質がよく出ている1曲だと思います♪


Cream- Steppin' Out (BBC Sessions) - YouTube

 

 

 

 

 


THE CREAM BBC 1966 Live - Traintime - YouTube

 

 

 

 

 


Cream- SWLABR (Live BBC) - YouTube

 

 

 

 

ん~~~クリームと言えば って曲を全然貼ってないですね~(A;´・ω・)

2005年の再結成動画でうまく3曲まとまってるものがあったのでそれを貼っておきます☆

クリームは結成当時の映像もかなり残っている方なので興味のある人は色々検索してみて下さい。


Cream "White Room/Crossroads/Badge" Live ...

 

 

※60年代後半 ロンドン、イギリス全体をブルース・ブームが席巻しており、

一般的にはストーンズやアニマルズやヤードバーズらの人気によって

ブルースやR&Bが注目されるようになったわけですが、

それ以前から アレクシス・コーナー、 グレアム・ボンド、 ジョン・メイオール

といった一世代上のアーティストたちが地道に 

黒人アーティストの招聘や共演を繰り返して 種を蒔き続け 市場を広げていった

そうした先駆者たちの地道な活動なくしては語れないのでありました☆ m(_ _)m

 

 

 

 

 

P.S. 1960年代はまだイギリスに民法ラジオが存在せず、 

ラジオ放送は全てイギリス政府が管理しており1日に流れる音楽の時間等も決まっていました。

色々制限されていたのですね★

(あれ!? 政府の管理ではなかったのか?)

そんな時代 北海の沖合いの船の上から音楽をラジオ電波に乗せ流す

「海賊ラジオ局」と言うのが実際にありました☆

 

その様子を描いた2009年の映画

パイレーツ・ロック」(原題 : The  Boat  That  Rocked ) イギリス、ドイツ合作

面白いですよ~(。>ω<) R&Rいっぱい流れますよ~(●>ω<)ノ゙

おすすめなり~(。≧ω≦)ノ♪♪☆♪♪


映画『パイレーツ・ロック』DVD 予告編 - YouTube

 

 

 

 

 

P.P.S.  先日 skillkillsのタケウチ氏からお盆で帰省された時のお土産いただきました☆

タケウチさん ありがと~(☆‘∀‘☆)

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んまかったなり~(@^-^@)

 

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