「ジェフ・ベックを聴く度に、私のギター観は根底から覆される。彼の方法ないし逸脱は、思いもよらぬものだ」
ーブライアン・メイー
てことで、 4月9日水道橋でジェフ・ベック見てきました (*ゝω・*)ノ☆・゚:*:゚
もう2ケ月以上前ですね・・・・・(●´Д`●) 今更ながら凄く遅いブログだな・・・・・(>人<)
まずはベックの歴史から☆
◎Birth 1944・6・24 イギリス、サリー、ウォリントンに生まれる。
◎1965年 スタジオ・ミュージシャンとして多忙だったジミー・ペイジに紹介される形で
エリック・クラプトン脱退直後のヤードバーズに参加(ジミー・ペイジとはアート・スクール時代からの友人)
1966年 ヤードバーズにジミー・ペイジも加入(加入当時はベースを担当)ベックと2人でリード・ギターを担当。
さまざまな活動やツアーを行いながらも次第にメンバー間の確執が表面化し、ついにはアメリカ・ツアー時にベックはステージを放棄し、12月中旬に健康上の問題を理由にヤードバーズを脱退。
◎ヤードバーズ脱退後 ソロ・シングル「Hi Ho Silver Lining / Beck's Bolero」発表
「Hi Ho Silver Lining」は大ヒットしNME誌のチャートで17位を記録。
◎その後ベックは自身の新たなバンドを結成。 このバンドは一般に「ジェフ・ベック・グループ」と呼ばれています。
第1期ジェフ・ベック・グループ
Gr : ジェフ・ベック
Vo : ロッド・スチュワート
Ba : ロン・ウッド → ダグラス・ブレイク → ロン・ウッド
Dr : エインズレイ・ダンバー → ミック・ウォーラー → トニー・ニューマン
Piano : ニッキー・ホプキンス (ゲスト)
◇1968年 「Truth」 ◇1969年 「(Cosa-Nostra) Beck Ola」
第1期ジェフ・ベック・グループでアルバムを2枚発表した後、
ベックはヴァニラ・ファッジのティム・ボガートとカーマイン・アピスに接近( ̄ー+ ̄)
彼らにロッド・スチュワートをボーカルとして加え、新たなバンドを結成する予定でしたが、
直前の1969年11月 自ら車を運転中、交通事故を起こし重傷を負います★
この出来事により新バンドの構想は一旦白紙となります。
◎怪我が完治したベックは新たなバンドを結成。
第2期 ジェフ・ベック・グループ
Gr : ジェフ・ベック
Vo : ボブ・ティンチ
Ba : クライブ・チェイマン
Dr : コージー・パウエル
Key : マックス・ミドルトン
◇1971年 「ラフ・アンド・レディ」 ◇1972年 「ジェフ・ベック・グループ」 発表。
活動は順調に行われつつも、ベックは再びティム・ボガートとカーマイン・アピス(当時CACTUS)と接触☆
1971年8月 アメリカ・ツアーで突如メンバーを変更して、第2期ジェフ・ベック・グループは空中分解してしまいます。
そしてバンドに残った3人による、ベック・ボガート・アピス(いわゆるBBA)が始まります☆
◇1973年 「Beck,Bogert & Appice」 ◇1973年 「Beck,Bogert & Appice Live」 発表。
◎1975年よりソロ活動開始。
- 『ブロウ・バイ・ブロウ』 - Blow by Blow (1975)
- 『ワイアード』 - Wired (1976)
- 『ライヴ・ワイアー』 - Jeff Beck with the Jan Hammer Group Live (1977)
- 『ゼア・アンド・バック』 - There and Back (1980)
- 『フラッシュ』 - Flash (1985)
- 『ギター・ショップ』 - Jeff Beck's Guitar Shop With Terry Bozzio and Tony Hymas (1989)
- 『クレイジー・レッグス』 - Crazy Legs (1993)
- 『フー・エルス!』 - Who Else! (1999)
- 『ユー・ハド・イット・カミング』 - You Had It Coming (2000)
- 『ジェフ』 - Jeff (2003)
- 『ライヴ・ベック!』 - Live at B.B. King Blues Club (2003)
- 『ライブ・ベック'06』 - Official Bootleg USA '06 (2006)
- 『ライヴ・ベック3〜ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ』 - Performing This Week... Live at Ronnie Scott's (2008)
- 『エモーション・アンド・コモーション』 - Emotion & Commotion (2010)
- 『Live And Exclusive From The Grammy Museum』 (2010) 国内盤未発売
- 『ライヴ・アット・イリディウム~レスポール・トリビュート・ライヴ 』 - Rock & Roll Party: Honoring Les Paul(2011)
ーWikipediaより転載ー
JEFF BECK JAPAN TOUR @ TOKYO DOME CITY HALL 2014・4・9 wed
今回も前回と同様にカツと2人で観戦です☆
会場は水道橋 東京ドーム脇の東京ドーム・シティ・ホール キャパが約3000人
天高(テンダカ)の円柱ぽい空間の造りで、 上からでも結構見やすいと思います。
武道館ちっちゃくした様な感じかな。 (*´∀`*)
上からでも見やすい とか言いつつ今回の僕達の席は4列目の25・26番!!!!!!!
ド真ん中が30番なので、 ほぼ真ん中なのです!!! ヾ(>ω<○)(●>ω<)ノ゙
中島会長☆感謝☆感謝☆
しかも今回のベック 撮影フリーなのです!! 。・゜━━━(*≧∀゚)b━━━☆☆☆
(プロ仕様のカメラやiPad等のタブレット端末は禁止 並びにフラッシュを焚いての撮影も禁止です)
かなりの好ポジションからの撮影が可能ですが、 各会場で撮りまくってて思うのが
撮影に夢中になるあまり、 見終わった後 内容を半分位しか憶えてないんですよね・・・・・
映像に記録としては残りますし、 何度も自分で撮った画像を見返してはニタニタしちゃうんですけど、
内容半分位しか憶えてないってのは かなりの弊害ですよね~(っ´ω`c)
まぁ それでも撮りまくってしまうんですけどね・・・・( ̄▼ ̄*)
開演19時予定を5分程過ぎた頃客電落ち、 まずはベック以外の3人が出てきて演奏スタートです♪♪♪
JEFF BECK - Guitar
RHONDA SMITH - Bass
JONATHAN JOSEPH - Drums
NICOLAS MEIER - Guitar
少し遅れてベック登場!! なななんと真っ白のテレキャス抱えてます!!!!Σ(゚∀゚*)
いきなり新曲「Loaded」でショウがスタートです!!
テレキャス持ってもあの音ですね (◎´∀`)
攻めてます!! 1曲目からまあまあな轟音で攻めてます!! かっこいいです(>ω<○)!!
2曲目も新曲「Nine」 ここでいつものストラトに持ち替えます☆
続く3曲目 ジミヘンの「Little Wing」♪ インストでカバー☆
前半は新譜からと、 比較的最近のアルバムからの曲が続きますо。゚+.о。゚+.о。゚+.о。゚+.о。゚+.
6曲目「Angel (Footsteps)」でボトルネックを披露するベック☆
この後左手にハメていたスライド・バーを客席にソッと放り投げます☆☆☆
サポート・ギターのニコラス・メイヤー☆
色々調べてみたんですけど、バークリー出身てことしか分かりませんでした( ̄ー ̄;
誰かがこの人の事を「パット・メセニーに民族音楽の要素を足した感じ」って書いてましたが、
ほんとそんな感じでした。 スパニッシュでフラメンコリックな感じのプレイをふんだんに盛り込んでました♪
新ドラマーのジョナサン・ジョセフ。 この人の資料も見つからず・・・(´△`)
前任者のヴィニー・カリウタよりもパワフルな印象でしたね☆
ひらたく言うと パワフルでそつのないプレイってやつでしょうか (〃′ω`〃)
タル・ウィルケンフェルドに変わる新ベーシスト またもや女性のロンダ・スミス♥ ♥ ♥
この方はそれなりに資料見つかりましたよ(´ ▽`)
カナダ出身 ジャコ・パストリアスとスタンリー・クラークを幼少期のアイドルとし、
モントリオールの McGil University でジャズを学んだ後、 ドイツのミュージック・コンベンションにて
シーラEと会うチャンスがあり、 彼女に勧められる形でプリンスのオーディションを受けると、
その日の内に「Emancipation」のベース・パートを録音してしまいます・・・・・Σ(・oノ)ノ
プリンスのバックを経てその後もチャカ・カーン、ビヨンセ、エリカ・バドゥ etc etc
名だたるミュージシャンのバックを務め現在に至ります☆
でも僕は単純に見た目のキュートさでタルちゃんの方が好きだったな~♥♥♥♥♥
もちろん体全体でリズムを刻む感じも大好きでしたが ♥(*´。`*)♥
東京ドーム・シティ・ホール3日間の最終日となるこの日はカメラも入りステージの撮影もあり☆
もしかしたら、この日の模様は商品化!? 若しくはWOWOWかBSあたりで後日放送があるのかも?
4月7日(月) 東京 TOKYO DOME CITY HALL
4月8日(火) 東京 TOKYO DOME CITY HALL
4月9日(水) 東京 TOKYO DOME CITY HALL
4月11日(金) 札幌 ニトリ文化ホール
4月13日(日) 岩手 岩手県民会館
4月14日(月) 神奈川 パシフィコ横浜
4月15日(火) 愛知 名古屋市公会堂
4月16日(水) 大阪 フェスティバルホール
ステージ後半には Blow by Blow から「哀しみの恋人達」、
Wiredから「蒼き風」と「レッド・ブーツ」も演奏され一安心(´ ▽`).。o♪♪
1. Loaded
2. Nine
3. Little Wing
4. You Know,You Know
5. Hammerhead
6. Angel (Footsteps)
7. Stratus
8. Yemin
9. Where Were You
10. The Pump
11. Goodbye Pork Pie Hat / Brush With The Blues
12. You Never Know
13. Danny Boy
14. Blue Wind
15. Led Boots
16. Corpus Christi Carol
17. Big Block
18. A Day In The Life
<en core>
19. Rollin' And Tumblin'
20. Cause We've Ended As Lovers
21. Why Give It Away
ドヤ顔 オブ ドヤ顔 のベック様☆
この公演の時点で69才だったベック様☆
年齢と共にプレイ内容もそれに然りになってくる方もちらほら見かける様になって来ましたし、
それは致し方ないことですが、
先のミック・ジャガーやディランやクラプトンなんて例外もまだまだおり、
今回のベック様も間違いなく 後者の バリバリ現役なのでした☆☆☆
いまだにベック様は どこに向かっているのかと古いファンを心配させるような事を
時々しでかす程に元気なのであります。 ゜。*+゜。 ゜。*+゜。 (▼∀▼)゜。*+゜。゜。*+゜。
今回のステージでベック様が見せてくれたのは、自身初のオフィシャル・ライブ映像♪
2007年のロニー・スコッツ・クラブに割と近い感じかな・・・・・
まぁバックが違うので、全く別物と言えば別物ではありますが・・・・・・(⌒_⌒;
アンコール含め終わったのが20:40 実質約90分のステージでしたが、
サクッと90分と言うよりは 非常に濃厚な90分だっただけに満腹感120%でございました☆
てか僕はジェフ・ベック見るのは今回で3回目でしたが、 終始ご機嫌なベック様見るのは初めてでしたよ!!
曲間はよく笑顔をみせ、観客のちょっとした声援にもひとつひとつ答え、 おどけた仕草も連発!!
・・・・・・・・・・・Σ( ̄□ ̄ ||
カメラまわってたからかな~(o´ω`o) まぁご機嫌なのはとても良い事ですね☆
因みに終演後、僕の真後ろに座っていた女性から声をかけられまして、
僕はその方を存じ上げてなかったんですけど、知り合いの知人で僕の事を知ってくれていたようで、
その方のお話によると、 前日8日のベックの公演も見られたそうですが、
恐ろしくベック様のご機嫌が悪かったとの事でした・・・・・・Σ(-`Д´-ノ;)ノ
「今日で良かったですね~♪」って言われましたが、 ほんと9日で良かったです=3=3=3
しかし今まで見たベックは3回が3回共大きく分けると違うプレイ・スタイルで、
ほんとブライアン・メイじゃないけど この人には驚かされますよね。 (*´∀`*)
全然3回くらいじゃ足りないので、まだまだベック様は見に行きたいと思います♥ ♥ ♥
ああ 早くまた来ないかな☆ ベック様どうもありがとうでした☆☆☆
しかしドラムの人の汗すごいね (;´▽`A``+;;;;;
ではでは今回はこんな感じで、 また次回までご機嫌よ~( ´ ▽ ` )ノ PEACE!!
Jeff Beck - Scatterbrain - YouTube
Jeff Beck - Blue Wind - YouTube
Jeff Beck - Led Boots (Jeff Beck: Performing This ...
Jeff Beck - Crossroads 2007 - Cause We've Ended ...
P.S. この記事を上げるのが6月24日になりますが、
本日はジェフ・ベックの70回目の誕生日でございます(*'∇')/゚・:*【祝】*:・゚\('∇'*)
全然狙ってたわけではなく、 ほんとたまたまなんですけどね☆
兎にも角にもミスター・ジェフ・ベック HAPPY☆BIRTHDAY!!!
。.:*:・'°☆。.:*:・'°★°'・:*。.:*:・\(^▽^)/・:*。.:*:・'°★°'.:*:・'°☆。.:*:・.。
P.P.S. 町田在住のキーちゃんに誘われ、 町田にあるロック・バー 「heaven's door」
てお店に行ってきました☆
キーちゃん、ゆうちゃん、ゆかりちゃん、僕の4人でお店に☆
ビルの3Fにあるこちらのお店。 店内はカウンター10席と、
ゆったり6席のテーブルひとつと、 2席のテーブルひとつ。
僕達がテーブル席に着いた時にはイギリス、BBCの伝説的番組
の海賊版の映像がカウンターの中のモニターと その向かいの壁にある大きめなモニターで流れていました♪
お店には大量のC・Dもありましたが、
お店のマスターが、 リクエストあれば映像流すよ☆
って言ってくれたので、 僕が「デラニー&ボニー」をリクエスト♪
ひとしきり初めて見るデラニー&ボニー・アンド・フレンズの映像を楽しんだ頃、
マスターから衝撃の一言が・・・・・・・
「ツェッペリンの72年の武道館の映像見た事ある?」 !?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
・・・・・・・・・・・・・・工工エエエエェェェェェヽ(゚Д゚;)ノ゙ェェェェエエエエ工工・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなもん見た事あるわけ無いに決まってるでしょうが!!!!!!!・・・・・・・・・( ̄□ ̄lll)
と思いつつ、 そんなのあるんですか? と聞いたら
マスターの知人が海外サイトからダウンロードしたそうですが、 なんと・・・・
ウイルスでPC3台オシャカになったそうです・・・・・( ̄ー ̄;
そこまでしてでも落としたかった気持ちは充分理解できますけどね☆
71年の初来日に続き、 レッド・ツェッペリンとしては最後の来日となってしまった72年の2度目の来日公演。
その映像はアリーナの真ん中より、やや前の辺りから お客さんが8mmで隠し撮りした物に、
やはり当日こっそり録音した音を重ねた物のようでしたが、 粗い画像も音質も気にならない程の貴重さ故
恐ろしく楽しめる一品でした!! ヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノ
なんとなく判別できるロバート・プラントとボンゾ☆
実際生で見ると 全然もっときれいに見えました☆☆☆
もうそこから後はマスターの独壇場!! あれ知ってるか? これ見た事あるか? と次から次にお宝映像が!!
映像に関しては非常に管理が厳しい事で有名なツェッペリンが2003年に発表し、
ファンが涙した「レッド・ツェッペリン DVD」
その中に収録された1969年6月 パリのテレビ番組「Tous En Scene」
そこにすら収録されていない未発表映像が流れたと思ったら、 次はBBAの幻のスタジオ・ライブ映像!!
カーマイン・アピスの ボンゾを凌ぐかもしれない怒涛のドラムに驚いてたら、
次にジェフ・ベック・グループ第2期のスタジオ映像!!!! etc etc
キーちゃん、ゆうちゃん、ゆかりちゃんの事は忘れ 僕とマスターだけが激しく盛り上がってしまいました★
(# ̄ー ̄#)
もう ほんと 狂喜乱舞とはこの事かと・・・・ それなりに僕も映像 収集している方ですが、
どれもまったく見た事無いものばかり・・・・・・ 近年ちょろちょろ都内各地のロック・バーに
足を運んでいますが、 ここまで激しくツボをえぐられたのは初めてでした☆
そんなお店のマスターがこちら☆
ヘヴンズ・ドアーのマスター 志伯(シハク)さん♪♪♪
2年前からこのお店始められ 現在60才との事☆☆☆
最高に素敵なロック・オヤジでしたよ!!
マスターが所有してない それなりに貴重なヤツ焼いて行く約束したので、
近い内にまた顔出したいと思います。 (●`・ω・´●)♪
ヘヴンズドア (heaven's door) - 町田/バー [食べログ]