CLASSIC ROCK AWARDS 2016 @ Ryougoku Kokugikan

 

物議を醸した両国の夜★

 

 

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昨年5月か6月くらいだったか、この手の情報は何かと早い

ゆうちゃんから連絡有り、両国国技館でクラッシック・ロック・アワード2016てのが11月に開かれるとの事だった。

クラッシック・ロック・アワードてのは2005年から始まったイベントらしい。細かい事は昨年11月に会場で見たけど、いまいちどうでも良くw 僕は好きなミュージシャンの演奏が目の前で見られるならそれでいいんだな( ̄∇ ̄) 授賞式にはあまり興味なく、生演奏がただただ見たかっただけ。 

 

でも一応公式HPから概要転載しますね。


クラシックロックアワードについて

“The Greatest Show On Earth(地上最大のショウ)” 19世紀後半、アメリカの興行師フィニアス・テイラー・バーナムが、このフレーズを造りだした。ロックの世界で、毎年行われているクラシック・ロックのアワード・セレモニーは、まさにこのフレーズからインスピレーションを受けたものである。

2005年に始まった、クラシック・ロック・ロール・オブ・オナーは、今や毎年ロック業界の行事の中で最も重要なイベンドのひとつとなっている。初めてロックスターが勢揃いするこのイベント、セレモニー・ショーを行なったのは、ロンドンにある落ち着いた雰囲気のCafé De Parisだった。その記念すべき夜、MOTORHEADのリーダーLemmy Kilmisterが初代LIVING LEGEND賞を受賞し、アコースティック・セットで演奏までしてこれに応えた。そしてLED ZEPPELIN のレジェンドJimmy Pageがオーディエンスとして見守る中、DEEP PURPLEJUDAS PRIEST、ARTHUR BROWN、IAN HUNTERに栄誉が贈られた。

それから10数年経過し、現在ではクラシック・ロック・ロール・オブ・オナーは、世界中のロックミュージシャンたちから毎年必ず出席すべきイベントとして広く認識されるまでとなった。

ちなみに、LIVING LEGEND賞には、Lemmyに続いて、Alice CooperOzzy OsbourneIggy Pop、RUSH、Jeff Beck、ZZ TOP、BLACK SABBATH、Gregg Allman、QUEENといったそうそうたるアーティストが名を連ねている・・・あぁ、それからもちろんJames Patrick Page (= Jimmy Page)もである。

クラシック・ロック・ロール・オブ・オナーは、これまでたくさんの賞を授与してきた。CLASSIC ALBUM賞では、THE WHOの『QUADROPHENIA』、DEF LEPPARDの『HYSTERIA』、Meat Loafの『BAT OUT OF HELL』など。またMETAL GURU賞として、Ronnie James Dio、Tony Iommi、SCORPIONSなど。そしてBEST NEW BAND賞としてBLACK STONE CHERRY、THE TEMPERANCE MOVEMENT、THE CADILLAC THREEなど、受賞したアーティストの数はもちろんこれで終わらない!

授賞式では、最初から独占ライヴパフォーマンスを取り入れて、セレモニー自体を大きなショーにしてきた。これまでに、Brian May、Joe Elliott、Billy Gibbons、Joe Perry、Sammy Hagar、Duff McKagan、Matt Sorum、Glenn HughesNuno Bettencourtなどの歴々のアーティストをフィーチャーした貴重なパフォーマンスや、THE DARKNESSCHEAP TRICKALTER BRIDGE (Slashがゲスト参加)、Jeff Beck (Joss StoneとChrissie Hyndeが参加)、Joe Bonamassa、RIVAL SONS、SCOTT WEILAND AND THE WILDABOUTS、LYNYRD SKYNYRDなどのライヴパフォーマンスを提供してきた。

またクラシック・ロック・ロール・オブ・オナーは素晴らしい司会者にも恵まれてきた。これまでSammy Hagar、Gene Simmons、Fish, Duff McKagan そして Alice Cooperなどが司会を務めている。

クラシック・ロック・ロール・オブ・オナーはここ数年で急激に拡大し、現在はロンドンの由緒ある会場、Roundhouseを本拠地としている。2014年には10周年を記念してカリフォルニアに場所を移し、ハリウッドのAvalonでセレモニーを行なった。ここは1964年にTHE BEATLESがアメリカ西海岸で初めて演奏した伝統的な場所である。そして2016年、クラシック・ロック・ロール・オブ・オナーは、クラシックロックアワードとして、更なる新天地に遠征する − 日本の東京へ。

「The Greatest Show On Earth − 世界最大のショウ」は、ここからさらに大きく飛躍する!

classicrockawards.jp

 

まぁ、勿論会場行ったのでブログ書いてるんだけど、取り敢えずこの話聞いた時は、フェスではなくアワード(授賞式)だからね。各アーチストが1〜2時間演奏するわけではなく、たぶん数曲づつなわけで・・・・いちばん安い席で1万8千円・・・

これはもう少し様子見るかと、追加アーチストの発表を見守ったんだよね。

 

5月31日 第一弾アーチスト

ジェフ・ベック

◎チープ・トリック

◎リッチー・サンボラ

◎オリアンティ

 

7月8日発表

ジョー・ウォルシュイーグルス

◎スロット・マシーン

 

8月10発表

◎カーク・ハメット(メタリカ

◎フィル・コリン(デフ・レパード

 

9月23日

ジミー・ペイジ

ジョー・エリオット(デフ・レパード

 

なんて感じで。 まぁ第一弾のベックとチープ・トリックがメンツにいるだけで、そもそも自分的に”行く!!”ってのは決まってたわけなんだけど(* ̄ー ̄*) でも結果から言うと、ジョー・ウォルシュやカーク・ハメットは来なかったし、ジミー・ペイジは来たけど弾かなかったし、ジョー・エリオットも来たけど歌わなかった。

 

とりあえず演奏した方全て並べてみますね。

 

Cheap Trick

◎Richie Sambora

Orianthi

◎Hook Herrara

◎Slot Machine

◎Band Maid

◎Sarah with Bamboo

◎Bamboo

YOSHIKI

◎Rudolf Schenker(SCOPIONS)

◎Jeff Keith (Tesla)

◎Dean DeLeo(STONE TEMPLE PILOTS)

◎Robert DeLeo (STONE TEMPLE PILOTS)

◎Tommy Henriksen(HOLLYWOOD VAMPIRES、ALICE COOPER)

◎Ray Luzier (KORN)

◎Frank Hannon(TESLA)

◎Brian Wheat(TESLA)

◎Phil Collen (DEF LEPPARD)

◎Dave Mustaine(MEGADETH)

◎Johnny Depp

◎Robin Zander(CHEAP TRICK)

◎Rick Nielsen(CHEAP TRICK)

Joe Perry(AEROSMITH)

Jeff Beck

 

 

上記の方達が自身のバンドやセッション・バンドでそれぞれ演奏したんだよね。授賞式抜きに3時間前後は演奏してたかな? 半年以上前の事だから、いまいち詳しく覚えてないけど。

にしてもなかなかな面子だよね☆ ではでは当日のお話して行きます。

 

 

CLASSIC ROCK AWARDS 2016 @ Ryougoku Kokugikan  2016・11・11 ( fri )

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プロレスで4〜5回来た事がある国技館。昨年のメイデンはチケット取れずに(生まれて初めてのインフルエンザで自宅療養中に朝イチでLoppi行ったのに数分で売り切れxxx)家で泣いてたので、音楽イベントで国技館はお初☆

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僕とゆうちゃんの席はステージに向かい下手側の2階枡席。

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お相撲やプロレスの時はひとつの枡席に4人が詰め込まれるので、正直かなり1人のスペースが狭いんだけど、どうやら今回は枡席ひとつに対し、最大で2人みたい☆ 今回枡席なのは分かってたから、早目に行って枡席の前列キープすべしって思ってたんだけど、これは嬉しい配慮☆ ゆっくり足伸ばしてみれるんだな(○'ー'○)

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ただし今回写真撮影は禁止Σ(´Д`;) ん〜なかなかの面子だけに残念だったけど、近年はライブ中ずっとブログの構成考えながら写真撮りまくってて、正直 撮れないとなるとそれはそれで気が楽になり、のんびりライブに集中出来たんだよねw

 

 

何時に始まったんだっけな?画像がないと記録のデータが無いから詳細全然分からないのでかなりざっくり行きますねw

 

取り敢えずオープニングはステージの左右に配置された大きな和太鼓の演奏から始まり、和太鼓の演奏終わりステージ中央にピンスポ当たると、当日司会の裃(かみしも)着た尾上松也氏が座していて、尾上氏の口上にてショウが開演♪

 

 

まずは本編、アワードの部。

最初に出てきたのはチープ・トリック!!

「The Showman」部門てのを受賞。

ああ、そうそう!!忘れちゃいけないのがステージ上で司会を努めていたメガデスのデイブ・ムステイン!! モーニング着て、めっちゃ真面目に台本通り司会してましたw 司会のリハもかなりしっかりやったみたい。ただしデイブは日本語喋れないので、同時通訳の方が隣にいて、これがかなりテンポ悪かった★

で、チープ・トリックしっかり4曲演奏☆

「武道館に帰って来た」なんてジョークも言ってたw

Cheap Trick
I Want You To Want Me
When I wake up Tomorrow
Dream Police
Surrender

 

 

続いてはボン・ジョビを離れたリッチー・サンボラ。「Classic Songwriter」部門てのを受賞。 恋人オリアンティーとハープのオッチャンと3人でアコースティック・セットを3曲披露。

【Richie Sambora & Orianthi

(Guest ・ Hook Herrara / Harmonica)】
Livin’ on a Prayer
Wanted Dead or Alive
Harlem Rain

残念ながらLivin’ on〜のサビで会場の合唱は起こらず・・・ちょっと客層がある意味ここまでバラバラなのも珍しく・・・

少しリッチーに同情したかな(⌒_⌒;

なんせアリーナ前方は取って付けたような、モーニングとドレスのフワフワしたセレブぽい方達で占められてた上に、会場の皆さんそれぞれお目当てのアーチスト違うだろうし、盛り上がり必至のLivin’ on〜演ったわりにはアウェイ感強かったな。

 

 

続いてはアジアの若手4組、各バンド1曲づつ演奏。

【Slot Machine】
MRT

【Band Maid】
Thrill

【Sarah with Bamboo】
ANAK

【Bamboo】
Nothing Like you

 

 

授賞式最後のパフォーマンスはX JapanYOSHIKI。スクリーンに映る彼を見てたら、白地のTシャツ着てて、ドクロに稲妻が入ってた。あの稲妻のデザインはデビッド・ボウイだよなーなんて思いながらスクリーン見てて、彼は随分色々話してたんだけど、全部英語で話してたから内容は分かりませんw でもたぶんボウイやヒデやタイジの名前出てたから、亡くなってしまった方達の追悼の言葉を述べられてたのかな。実際YOSHIKIがピアノで演奏した2曲はボウイとX Japanの曲でした。

YOSHIKI
Space Oddity (David Bowie)
Art of Life (X Japan)

 

 

※受賞者一覧(上記に上げてない方達は生演奏無し)


1 Classic Songwriter
Richie Sambora

2 Best New Band
The Struts

3 Reissue Of The Year
Queen
‘The Studio Collection’

4 Album Of The Year
Def Leppard
Def Leppard

5 Band Of The Year
Jeff Lynne’s ELO

6 The Showmen
Cheap Trick

7 The Icon
Jeff Beck

8 Eastern Breakthrough Band
ONE OK ROCK

9 Japan Next Generation
BAND-MAID

10 Asian Performance
Slot Machine

11 Asian Performance
Sarah Geronimo

12 The V.I.P.
Katsuya Kobayashi

13 The Asian Icon
YOSHIKI

 

 

 

 

授賞式の後はセッションタイム☆ これは見てて実に楽しかった。

まず、ギター・ベース・ドラムが割と固定気味で、曲によりけり各パートがどんどん入れ替わるんだけど、ハウスバンド的な存在を努めてたのが、ギター:Dean DeLeo

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ベース:Robert DeLeo

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ドラム:Ray Luzier

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ギターとベースはストテンのディレオ兄弟。ドラムはコーンのドラマーて感じ。まぁセクションによってはまるまる入れ替わるんだけどね。

 

そしてセッション・タイムのオープニングを飾ったのはスコーピオンズのギタリスト、ルドルフ・シェンカー!!

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スコーピオンズ哀愁の名曲「No One Like You」と

スコーピオンズ不朽の代表曲「Rock You Like A Hurricane」!!

ボーカルを務めたのはテスラのジェフ・キース☆

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スコーピオンズ、テスラ、ストテン、コーンのメンバーによるメンツからの幕開け。なんて節操のない面子だw まだまだこの頃は演奏にも緊張感あり、個人的には初めて生で見るルドルフ・シェンカーにかなり気分が上がってた☆

そう言えばアリス・クーパー・バンドやハリウッド・ヴァンパイアーズでギターを弾くトミー・ヘンリクセンもいたね♪

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【Rudolf Schenkerブロック】
No One Like You」(SCOPIONS)
Rock You Like A Hurricane」 (SCOPIONS)
●Jeff Keith (vo:Tesla)

●Rudolf Schenker (g:SCORPIONS)

●Dean DeLeo( g:STONE TEMPLE PILOTS)

●Robert DeLeo (b:STONE TEMPLE PILOTS)

●Tommy Henriksen(g:HOLLYWOOD VAMPIRES、ALICE COOPER)

●Ray Luzier (ds:KORN)

 

 

続いてはテスラ・ブロック☆

テスラはカリフォルニア出身のハードロックバンド。泥臭い部分なんかもあって僕は割と当時から好きなバンド。

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彼等を見るのは2007年のラウドパーク以来だから9年振り。

今回はギターのフランクとベースのブライアンも参加。

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そしてそこにデフ・レパードのフィル・コリンもギターで加わり、

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ドラムはコーンのレイ。ひたすら節操のない組み合わせのセッションが続くけど、それがセッションの醍醐味だよね☆

【TESLAブロック】
Modern Day Cowboy」(TESLA)
Save That Goodness」 (TESLA)
●Jeff Keith (vo:TESLA)

●Frank Hannon(g:TESLA)

●Brian Wheat(b:TESLA)

●Phil Collen (g:DEF LEPPARD)

●Ray Luzier(ds:KORN)

 

 

続くブロックはフィル・コリンがボーカルで、ギターも弾きまくってしまうブロック。1曲目はディープ・パープルの「Mistreated」。フィル・コリンのボーカル生で聞くのは初めてだっけな?普通にちゃんと歌ってた。てかかなり本域でこの曲のギター弾いてたなw 本家やホワイトスネイク・バージョンより長くやってた気がしたなw

でもってデフ・レパードの代表曲「Hysteria」をフィルの歌で聞く割と貴重な瞬間w デフ・レパードのボーカル、ジョー・エリオットも来日して授賞式ではステージに立っていただけに、何故ジョーのボーカルではないのか?は気になったけど、たぶん風邪とかなんじゃない?なんて ゆうちゃんと話してた。

次に歌われたのはストテン最大のヒット曲「Interstate Love Song」。2015年12月、ボーカルのスコット・ウェイランドがオーバードーズで亡くなってしまったので、どうしても色々と思いを巡らせながら聞いてしまう。

【Phil Collenブロック】
Mistreated」 (DEEP PURPLE)

Hysteria」(DEF LEPPARD)

Interstate Love Song」(STONE TEMPLE PILOTS)
●Phil Collen(vo, g:DEF LEPPARD)

●Dean DeLeo(g:STONE TEMPLE PILOTS)

●Robert DeLeo(b:STONE TEMPLE PILOTS)

●Ray Luzier(ds:KORN)

 

次に聞こえてきたリフはZEPPELINの『聖なる館』から「Dancing Days」! ボーカルをテスラのジェフが担当。

ステージ裏でペイジ先生も聞いてたかな!?(o゚▽゚)

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Dancing Days」(LED ZEPPELIN)
●Jeff Keith (vo:TESLA)

●Phil Collen(g:DEF LEPPARD)

●Dean DeLeo (g:STONE TEMPLE PILOTS)

●Robert DeLeo(b:STONE TEMPLE PILOTS)

●Tommy Henriksen(g:HOLLYWOOD VAMPIRES、ALICE COOPER)

●Ray Luzier(ds:KORN)

 

再びボーカルがフィルに戻り、聞こえてきたのは

「I Ain’t Superstitious」!!

原曲は、曲を書いたのがウィリー・ディクソンで、

実際レコーディングしたのはハウリン・ウルフだけど、

当然こちらのバージョンで演奏!!

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ギターにデイブ・ムステインも飛び込み参加☆

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だけど、きっとリハをやってないがゆえに、ギターのトンーが楽曲に馴染んでなかった。まぁ彼のいつものトーンではあったけど
I Ain’t Superstitious
●Phil Collen(vo, g:DEF LEPPARD)

●Dave Mustaine(g:MEGADETH)

●Dean DeLeo(g:STONE TEMPLE PILOTS)

●Robert DeLeo(b:STONE TEMPLE PILOTS)

●Tommy Henriksen(g:HOLLYWOOD VAMPIRES、ALICE COOPER)

●Ray Luzier(ds:KORN)

 

続いてもフィルのボーカルに、近年はハリウッド・ヴァンパイアーズ等でバンド活動にも勤しむジョニー・デップもギターで参加。

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曲はイギー・ポップのSTOOGESナンバー♪

イギー・ポップと言えば、ジム・ジャームッシュが撮ったこちらの映画も9月より公開予定で、非常に楽しみな1本☆


Search And Destroy」 (THE STOOGES)
●Phil Collen(vo, g:DEF LEPPARD)

●Johnny Depp(g:HOLLYWOOD VAMPIRES )

●Dean DeLeo(g:STONE TEMPLE PILOTS)

●Robert DeLeo(b:STONE TEMPLE PILOTS)

●Tommy Henriksen(g:HOLLYWOOD VAMPIRES、ALICE COOPER)

●Ray Luzier(ds:KORN)

 

続いてはトミー・ヘンリクセンのボーカルで、一気に4曲。

ストテン、アリス・クーパーピンクフロイド、ハリウッド・ヴァンパイアーズ 各1曲づつ。 手前のSTOOGESあたりから、演奏が徐々にグダグダにw

てかステージサイドがミュージシャンだらけで、豪華な面子の文化祭状態w この後ずっと続くグダグダ感も、なんだか楽しく見られたかな〜( ̄∇ ̄)

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Sex Type Thing」 (STONE TEMPLE PILOTS)
Schools Out」 (ALICE COOPER)

Another Brick In The Wall Part II」 (PINK FLOYD)

AS BAD AS I AM」 (HOLLYWOOD VAMPIRES)
●Tommy Henriksen(vo, g:HOLLYWOOD VAMPIRES、ALICE COOPER)

●Johnny Depp(g:HOLLYWOOD VAMPIRES )

●Dean DeLeo(g:STONE TEMPLE PILOTS)

●Robert DeLeo(b:STONE TEMPLE PILOTS)

●Ray Luzier(ds:KORN)


 

続いて聞こえてきたのは、聞き慣れたトーキングモジュレーターのイントロ! エアロ・ナンバーでジョー・ペリー登場!!

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ステージ上にはハリウッド・ヴァンパイアーズから3人が揃い踏み☆

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Sweet Emotion」 (AEROSMITH)
●Jeff Keith (vo:TESLA)

Joe Perry(g:AEROSMITH、HOLLYWOOD VAMPIRES)

●Johnny Depp(g:HOLLYWOOD VAMPIRES )

●Dean DeLeo(g:STONE TEMPLE PILOTS)

●Robert DeLeo(b:STONE TEMPLE PILOTS)

●Tommy Henriksen(g:HOLLYWOOD VAMPIRES、ALICE COOPER)

●Ray Luzier(ds:KORN)

 

 

続いてはチープ・トリックからロビンとリックが飛び入りで、彼等の大好きなビートルズのナンバーで大盛り上がり☆

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Come Together」 (THE BEATLES)
●Robin Zander(vo:CHEAP TRICK)

●Rick Nielsen(g:CHEAP TRICK)

Joe Perry(g:AEROSMITH、HOLLYWOOD VAMPIRES)

●Johnny Depp(g:HOLLYWOOD VAMPIRES )

●Dean DeLeo(g:STONE TEMPLE PILOTS)

●Robert DeLeo(b:STONE TEMPLE PILOTS)

●Ray Luzier(ds:KORN)

 

 

続いてはジョー・ペリーがボーカルで、よくエアロの公演中にも歌われるフリートウッドマックのカバー♪♪♪

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Stop Messin Round」 (FLEETWOOD MACK)
Joe Perry(vo, g:AEROSMITH、HOLLYWOOD VAMPIRES)

●Johnny Depp(g:HOLLYWOOD VAMPIRES )

●Dean DeLeo(g:STONE TEMPLE PILOTS)

●Robert DeLeo(b:STONE TEMPLE PILOTS)

●Ray Luzier(ds:KORN)

 

 

続いて、最早エアロの方が演奏回数圧倒的に多いであろうヤードバーズのカバー♪♪♪(と言うかオリジナルはタイニー・ブラッドショウ)

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後列↑↑↑真ん中はベック先生:ヤードバーズの1965〜1966年くらいだね。
Train Kept A Rollin」 (THE YARDBIRDS)
●Jeff Keith (vo:TESLA)

Joe Perry(g:AEROSMITH、HOLLYWOOD VAMPIRES)

●Johnny Depp(g:HOLLYWOOD VAMPIRES )

●Rudolf Schenker(g:SCORPIONS)

●Dean DeLeo(g:STONE TEMPLE PILOTS)

●Robert DeLeo(b:STONE TEMPLE PILOTS)

●Tommy Henriksen(g:HOLLYWOOD VAMPIRES、ALICE COOPER)

●Ray Luzier(ds:KORN)

 

 

そしてこの豪華なセッションも終演が近い事を予感させられてしまうベック先生の登場☆☆☆

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まずは自身のアルバム「Truth」に収められた「Becks Bolero」!

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この曲がレコーディングされた時の面子が、それはもう涎物でw

ドラムにキース・ムーン、ベースにジョン・ポール・ジョーンズ、ピアノにニッキー・ホプキンス。ギターはベックに加え、ジミー・ペイジも参加☆

なので、ベック先生とペイジ先生のセッションがここ日本で実現するなら、まずはココかなって思ったんだけど、ここではペイジ先生参加無し。
Becks Bolero」 (JEFF BECK GROUP)

Jeff Beck(g)

●Dean DeLeo(g:STONE TEMPLE PILOTS)

●Robert DeLeo(b:STONE TEMPLE PILOTS)

●Tommy Henriksen(g:HOLLYWOOD VAMPIRES、ALICE COOPER)

●Ray Luzier(ds:KORN)

 

続いてはフィルのボーカルでBBA時代の激揺れカバーナンバー♪ 

やはりペイジ先生の参加は無し★

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Superstition」 (STEVIE WONDER)
●Phil Collen(vo, g:DEF LEPPARD)

Jeff Beck(g)

●Dean DeLeo(g:STONE TEMPLE PILOTS)

●Robert DeLeo(b:STONE TEMPLE PILOTS)

●Tommy Henriksen(g:HOLLYWOOD VAMPIRES、ALICE COOPER)

●Ray Luzier(ds:KORN)

 

 

そして、この日最後の演奏曲となったのは、第二期ベック・グループのオレンジ・アルバムに収められた「Going Down」

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まぁ最後の曲でもペイジ先生はステージにあらわれてギターを弾く事は無かったんだけど、このセッションバンドできっちりとギターを最後まで弾ききったベック先生には大拍手なのでした☆

急造のセッションバンドだから致し方無い部分は多分にありつつも、今までベック先生が演奏したバンドの中で、ここまでグダグダなバックもかなり珍しいくらいw

ベック先生がそれでもセッションを楽しんでいたのか、あくまでビジネスと割りきって弾いていたのかは存じ上げないけど、近年2年置きくらいに来日して、70歳超えでも、とんでもない現役感で皆を喜ばしてくれ続けるベック先生はすばらしく偉大なのでありました。この約2ケ月後にはまたまた来日し、ジャパンツアー2017が行われたしね☆

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Going Down」 (JEFF BECK GROUP)
●Jeff Keith (vo:TESLA)

Jeff Beck(g)

●Dean DeLeo(g:STONE TEMPLE PILOTS)

●Robert DeLeo(b:STONE TEMPLE PILOTS)

●Tommy Henriksen(g:HOLLYWOOD VAMPIRES、ALICE COOPER)

●Ray Luzier(ds:KORN)

 

 

これにて全てが終了。個人的には全然大満足だったわけなんだけど、何が物議を醸したかってのは、当然、ペイジ先生がギターを弾かなかった事に関して、相当数お怒りのお客さん達がいたわけで。

宣伝の仕方にも「ジェフ・ベックとの日本初共演が実現」なんて記事が出ちゃったりしたのはよろしく無かったよね。

ただ僕は・・・・今となっては結果論だから何とでも言えるわけではあるけど、たぶんペイジ先生はギター弾かないだろうな

って最初から思ってました。

だってペイジ先生がギター弾くには、環境が整ってなさ過ぎたからねw

きっちり弾いたベック先生もプロなら、弾かなかったペイジ先生もプロかなって。

僕的にはチケット代¥18000でも安いくらいに楽しめたんだけど、いかんせんチケットには金額の種類が幾つかあり、

 

◎パーソナル・スポンサーシップ・パッケージ【数量限定】 300,000円(税込)

●公演チケット1枚 アリーナ前列5列目以内保証
●サウンドチェックのご鑑賞
●カクテルレセプションへご招待
●限定ギフトバック、スポンサー専用TシャツとVIPラミネート付き
●VIP専用エントランスと優先入場

 

スペシャル・ボックス 250,000円(税込)

●公演チケット4枚 (テーブル席と椅子でのご鑑賞)
●VIPラミネート4枚
●VIP専用エントランス

 

◎プラチナ・VIPパッケージ【数量限定】 150,000円(税込)

●公演チケット1枚 アリーナ良席保証
●サウンドチェックのご鑑賞
●限定ギフトバックとグッズ、VIPラミネート付き
●VIP専用エントランスと優先入場

 

◎ロック・VIPパッケージ【数量限定】 100,000円(税込)

●公演チケット1枚
●アリーナ席保証
●限定ギフトバックとグッズ、VIPラミネート付き
●VIP専用エントランス

 

◎ゴールド・VIPパッケージ【数量限定】 60,000円(税込)

●公演チケット1枚 アリーナ席保証
●VIPラミネート付き
●VIP専用エントランス

 

6万円から30万円なんてチケットもあり、ペイジ先生を少しでも近くで見る為に、何十万も払ってチケット買った方なんかにしてみれば、たまったもんじゃないし、お怒りももっとも。

 

でもって、その怒りの声に対して、公演終了後 主催者サイドから、希望者全員にチケット代全額返金の発表があり、翌年も日本で"CLASSIC ROCK AWARDS 2017"開催が決定しているので、返金を希望しない方で、2017年も会場観覧を希望する方には、優先予約とチケット代の割引もありとのアナウンスもあり、今回のトラブルに対する主催者サイドの誠意は感じました。

 

僕は当然2017年版も行きたかったので、返金手続きは取らなかったんだけど、なんと・・・開催権の取得元であるTeamRock社の倒産で2017以降の"CLASSIC ROCK AWARDS"は開催が不可能となってしまったんだよねぇ(±∀±;)

 

最初から上手く行くフェスやイベントもあったりはするんだろうけど、その逆もまた然りなわけで、年々回数重ねて、良い物にして行って欲しかっただけに、今回は色々残念な結果になっちゃったんだけど、それでもあのグダグダなセッションは色んな意味で楽しかったな。

願わくは、今回の件がきっかけで、ペイジ先生がどんな形であれ、近い将来来日して、演奏を聞かしてくれたら最高だな

なんて思っちゃいます。

 

 

ではでは今回はこんな感じで

また次回までご機嫌よ〜(*゚∀)ノ