U2、 13年振りの来日!!
まずはバンドの歴史から行きます。
◎1976年、アイルランドダブリンのマウント・テンプル高校にて結成。
◎リムリックで行われたLimerick Civic Week Pop '78というタレントコンテストで優勝。1979年にはCBSアイルランドアイルランドと契約して、「Out Of Control」「Stories For Boys」「Boy/Girl」の3曲入りシングル「スリー」をアイルランド国内で1,000枚限定でリリースし、IREチャートで19位に食い込む。
◎1980年2月、1stアルバム『ボーイ』を発表。
◎1981年、2ndアルバム『アイリッシュ・オクトーバー』発表。
◎1983年に3rdアルバム『WAR(闘)』を発表。
『WAR(闘)』のアルバムタイトルは母国アイルランドにおけるカトリックとプロテスタントの宗教対立に対して、不偏の非暴力主義をアピールしている。アルバム収録曲の「ニュー・イヤーズ・デイ」(New Year's Day)はポーランド民主化運動の独立自主管理労働組合「連帯」について取り上げた曲で、バンド初の全英シングルチャートトップ10入りとなった。「ブラディ・サンデー」(Sunday Bloody Sunday)は北アイルランド問題の「血の日曜日事件」を取り上げ、アイルランド共和軍(IRA)の活動を批判する立場を示した。このため、IRA支持者から脅迫されたこともあったという。『WAR(闘)』はバンド初の全英アルバムチャート1位を獲得し、バンドは多くの支持を集める結果になった。さらに、精力的なライブ活動などによりバンドの人気はイギリスやヨーロッパ大陸のみならず、アメリカへと拡大した。
◎1984年、エチオピア飢餓救済を目指すバンド・エイドのチャリティーシングル「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」(Do They Know It's Christmas)にボノとアダム・クレイトンが参加。その後、ボノはアフリカ諸国の経済的自立を支援する様々な国際的プロジェクトに関与している。
◎1984年10月に4thアルバム『焔』(The Unforgettable Fire)を発表。原題の『Unforgettable Fire』とは広島・長崎への原爆投下を生き抜いた被爆者達が描いた絵画のタイトルで、絵画を見たメンバーが感銘を受けて名づけられたものである。
シングル「プライド」(Pride (In The Name Of Love))はマーティン・ルーサー・キング・ジュニア(キング牧師)へのトリビュート・ソングであり、全英シングルチャート3位のヒットとなった。
◎1985年にはウェンブリー・スタジアムで行われたチャリティーイベント『ライヴエイド』に出演したが、ボノが観客席に降りてしまい、3曲歌う予定が2曲で時間切れになってしまった。大舞台でアクシデントにメンバーは意気消沈したが、クイーンと並ぶ熱いパフォーマンスと称賛され、世界中にテレビ中継されたことで大ブレイクするきっかけになった。
◎1987年3月に5thアルバム『ヨシュア・トゥリー』(The Joshua Tree)を発表。全英・全米チャート1位(全英アルバムチャート・Billboard 200)を獲得し、イギリス音楽史上最速で売れたアルバムとなり、世界各国でNo.1ヒットを記録した。
◎1988年にはアメリカツアーのドキュメンタリー映画『魂の叫び』を公開し、同名のアルバムも発表。ボブ・ディランやB.B.キング、ヴァン・ダイク・パークスらが参加した。先行シングルの「ディザイアー」(Desire)は初の全英シングルチャート1位を獲得した。1989年には2度目の日本公演が開催され、スペシャルゲストにB.B.キングを迎えて行われた。
この時期の音楽スタイルはアメリカのルーツ・ミュージックに傾倒し、ロックの源流であるブルースやゴスペル、ソウルなどブラック・ミュージックの要素が積極的に取り入れられた。
ー Wikipediaより ー
取り敢えずこれ以降は割愛させて頂きます。
今回のU2公演は、1987年に発表された5thアルバム『The Joshua Tree』完全再現なので。
個人的な感覚では、ここまでがU2の第一期と第二期と捉えております。
1980年の『ボーイ』から1984年の『焔』までの4枚の作品が縦ノリ主体のアルバムで第一期。
1987年の『The Joshua Tree』と翌年に発表されたサウンド・トラック『魂の叫び 』で横ノリが導入され第二期。
●アクトン・ベイビー - Achtung Baby (1991年)●ZOOROPA - Zooropa (1993年)●ポップ - Pop (1997年)とビッグ・ビートやテクノが導入されデジタル化の進んだ第三期。
と、これ以降も彼らの歴史は続いて行きますが、まずは僕が彼らを聞き始めた背景を簡単にお話します。
僕が彼らを聞き始めたのは高校生の頃。既に3枚目の『WAR(闘)』まで発表されていました。僕の周りの数人が聞いていたのでなんとなく僕も聞いていましたが、数あるバンドのひとつで、特別思い入れもありませんでした。
その後上京し21才の頃、高円寺のレンタル屋さんで『魂の叫び -Rattle and Hum 』のVHSテープをレンタルして再生した瞬間に流れた1曲目の「Helter Skelter 」で涙が溢れました。その後の曲も歌詞が全て字幕で出ていた為、どの曲も激しく、切なく、優しく、暖かく、1曲1曲突き刺さって来ました。
教会で最終的にゴスペルのみになる「I Still Haven't Found What I'm Looking For 」でもまた涙が溢れ、「Sunday Bloody Sunday 」でのボノの曲間でのMCでもまたまた涙が止まらず、ひとつの公演映像で3度も涙したのなんて未だこの作品のみで、
そう言えば『焔』までで、その次の『The Joshua Tree』はまだ聞いていない事を『魂の叫び -Rattle and Hum 』を見ながらおもい出して早々に購入。
そうして『魂の叫び -Rattle and Hum 』と『The Joshua Tree』の2作品は僕の人生の中でも大切な作品となり、いまだその想いは変わらないままです♪
そして今回はそのヨシュア・トゥリー完全再現。
行かないわけにはいきません!当然行くよね。
但し今回はチケット入手に結構苦労しました(ユウちゃんがw 僕は何も苦労してません。ありがとうユウちゃん!!)。
まずは座席の種類と見取り図を。
・RED ZONE(スタンディング):¥60,000*
専用入場口、特製チケット、バックステージツアー抽選参加権、開演前飲食優先ご案内
・スタンディング(前方):¥19,800
・スタンディング(後方):¥15,800
・SS席(グッズ付き):¥38,800
・S席:¥19,800
・A席:¥16,800
・ステージサイド席:¥9,800
・バックスタンド席:¥7,800
もうこんなのスタンディング前方一択だよね!!
て事で、先ずは
先行一次抽選 外れ・・😫
先行二次抽選 外れ・・😫
一般発売で何とか購入できたのがSS席¥38,800・・😨😨
まっしゃーないw 行けないよりはマシ。
そもそも僕はおまかせしっ放しw
チケットが入手出来た事に感謝感謝なのでした。
「ヨシュア・トゥリー・ツアー2019」
◎ 2019/12/4(水)
さいたまスーパーアリーナ・ open 18:00 / start 19:30
◎2019/12/5(木)
さいたまスーパーアリーナ
open 18:00 / start 19:30
U2/The Joshua Tree Tour 2019 @ SAITAMA SUPER ARENA 2019・12・5 ( THU )
別席でチケット取ってたキーちゃんも含め、
3人で18:30会場到着。
僕は2006年のVERTIGOツアーをやはり、ここSSAで見て以来2度目のU2参戦。
特に物販は購入せず。
SS席入場口通過した後、特典のお土産をここで⇩手渡されました。
メンバーそれぞれのピックが入ったセットです☆
自分の席に着くとこんな感じ。⇩の赤丸🔴の辺りです。
しかしスクリーンの横幅やばいね!!
PAブースにあるスクリーン用のモニターもやばやば😯
19:49 開演予定を約20分押してメンバーがまずはセンターステージに登場!!
最初に現れたのはドラムのラリー。メインステージから1人歩いてきて、自分のドラムセットに座ると、早々にハットを刻み出す!!
ラリーが8小節刻んだ後、エッジの紡ぎ出す聞き慣れたアルペジオがかぶさり、ボノが「オ〜オオ〜♪」とメロディーを歌うと、同じメロディーを会場の皆も続けて歌う♪
そのやり取りが数度あり、
1曲目、’83/3rd『War』から
「Sunday Bloody Sunday」!!
13年の空白が瞬時に満たされた夢の様なオープニングで幕開け♪
今回のツアーはヨシュア・ツリー完全再現と謳われているけど、先ずはセンターステージで初期ベストヒッツからスタート♪
2曲目、’81/2nd『October』から「Gloria」
ボノはとてもアクティブにオーディエンスを煽り続けていた。いつものイメージのままのボノでなんだか少し安心w
エッジのトーンやディレイ・タイムも相変わらずで痺れてしまう♪
僕はU2の「Gloria」きっかけで、ヴァン・モリソンの「Gloria」を知ったけど、当の本人達はパティ・スミスのカバー経由で知ったヴァン・モリソンの「Gloria」。
自分達の楽曲でも一部オマージュ演奏してますね♪
因みに前日(初日)の2曲目は『Boy』からの「 I Will Follow」だった模様。
3曲目、’83/3rd『War』から「New Year's Day」
曲のど頭イントロのタイミングで、センターステージ前方のお客さんから投げられたタオルを受け取ったボノは、タオルを横に広げながらゆっくりとエッジが弾くエレピの前まで歩いて行き、エレピにそっとタオルを置いてからAメロを歌い出す♪
4曲目、’84/4th『焔』から「Bad」
「Bad」のオープニングで同期のSEが静かになり続ける中、ボノの「コンバンワ!昨夜は素晴らしい時間だった。でも今夜はもっと高いレベルまで持って行けるはず。Rock’n’Roll Transcendenceだ!(Transcendence:超越) 日本語でどう言えばいいのかのか分からないけど、僕らの言いたいことはきっと感じてもらえるはずだ。僕らは互いに、音楽に、愛に、身を委ねるためにここにいるんだ!」のMCで曲が始まる♪
ラリーの周りに皆が集まり、中間部まで演奏した後、
「ほんの少しの間でいい、皆の思いを寄せよう。僕らはこうしてここにいる。生きている。集まっている。会場に輝くこの星空、このスタジアムを大聖堂に変えよう。それぞれのスマートフォンをキャンドルがわりに。偉大な国が生んだ、偉大なる1人の人間、偉大なる中村哲医師を偲んで…」
アフガニスタンで凶弾に倒れたピース・ジャパン・メディカルサービス総院長、中村哲医師への追悼の言葉が述べられると、センターステージに放たれていたピンスポの明かりが消え、会場全体にスマホの灯が広がりをみせた。
楽曲後半では「Bad」のコード進行のまま、サイモン & ガーファンクルの「Boxer」の一節 も挿入された♪
5曲目、『焔』から「Pride (In the Name of Love)」
中村哲氏の名前が何度も呼ばれた後は、公民権運動の指導者マーティン・ルーサー・キング牧師へ捧げられた楽曲。
サビは会場がひとつとなった大合唱♪
センターステージで演奏された5曲でまずは初期ベストヒッツが終了。
ここからがいよいよ『The Joshua Tree』タイム♪
最初の曲のイントロSEが鳴り始める中、4人がゆっくりとメインステージへと歩を進める。
メインステージへの移動を終え始まった6曲目、
「Where the Streets Have No Name」
今までさんざん色んなステージを見て来たけど・・・こんな超巨大スクリーンはあまりにも初めて過ぎて・・・鳥肌モノなんて通り越してたw 百聞は一見にしかずです⬇
U2 - Where The Streets Have No Name - Tokyo, Saitama Super Arena 05-12-2019
スクリーン全体が写っているものが理想だったけど、海外公演のものとか色々あると思うので、スタンドから撮っているものなんかも検索して見てみて下さい。取り敢えず当日の物を貼っておきます。
7曲目、「I Still Haven't Found What I'm Looking For」
8曲目、「With or Without You」
9曲目、「Bullet the Blue Sky」
10曲目、「Running to Stand Still」
エッジの奏でるピアノで曲がスタート♪
曲のラストにはレナード・コーエンの「Hallelujah」も歌われた♪
11曲目、「Red Hill Mining Town」
スクリーンに映る管楽器隊の皆さんの音も、実際に同期で鳴っていました♪
エッジは2曲続けてエレピ担当♪
12曲目、「In God's Country」
13曲目、「Trip Through Your Wires」
14曲目、「One Tree Hill」
15曲目、「Exit」
16曲目、「Mothers of the Disappeared」
楽曲のエンディングで4人がセンターステージまで移動し、お辞儀。これにて『The Joshua Tree』完全再現は終了☆
そして本編ラストとなった17曲目は’88/5th『Rattle and Hum』から「Desire」♪
因みに前日(初日)の17曲目は同アルバムから「Angel Of Harlem」。
初日と2日目で楽曲が入れ替わったのは、2曲目と17曲目の2曲でした♪
21:24 本編終了☆☆
アンコール1曲目(18曲目)、
’00/10th『All That You Can't Leave Behind 』から「Elevation」
アンコールは後期のベストヒッツ♪♪
アンコール2曲目(19曲目)、
’04/11th『How to Dismantle an Atomic Bomb』から「Vertigo」
「Vertigo」終了後、メンバー紹介を経て、
Bono
Larry Mullen, Jr.
Adam Clayton
The Edge
アンコール3曲目(20曲目)、
'91/7th『Achtung Baby 』から「Even Better Than the Real Thing」
アンコール4曲目(21曲目)、
’17/14th『Songs of Experience』から「You're the Best Thing About Me」
エッジはアコギに持ち替え、ラリーはスネアの横にカホンを置き、アダムは竿はそのままでウッドベース風なトーンで(そんなエフェクターがあるのか!?)、いわゆるアコースティックヴァージョンで♪
アンコール5曲目(22曲目)、
’00/10th『All That You Can't Leave Behind 』から「Beautiful Day」
曲間で、長年に渡りu2.com に寄稿してきたキャスリーン・ファルサーニの名前をあげ。そして女性として初の国連難民高等弁務官を1991年から2000年まで務め、先日亡くなった緒方貞子氏にこの曲が捧げられた。
「世界の女性たちが団結し、HISTORY(男性のストーリー)をHERSTORY(女性のストーリー)に書き換えることができたならば…それは美しい日になるだろう…世界の女性たち…マダム・オガタ、これをあなたに捧げます。」
アンコール6曲目(23曲目)、
’91/7th『Achtung Baby 』から「Ultraviolet (Light My Way)」
緒方さんに捧げられた前曲に続き、次に演奏された楽曲では、貧困救助のための非営利団体[ONE キャンペーン]の活動の“Poverty Is Sexist Campaign”の一環として、世界で活躍する(闘う)女性がスクリーンに映し出された。
www.one.org
アンコール7曲目(24曲目)、
’17/14th『Songs of Experience 』から「Love Is Bigger Than Anything in Its Way」
この日最後となったアンコール8曲目(25曲目)、
’91/7th『Achtung Baby』から「One」
22:10 公演終了☆☆☆
01. Sunday Bloody Sunday
02. Gloria
03. New Year's Day
04. Bad(with "The Boxer" )
05. Pride (In the Name of Love)
【The Joshua Tree】
06. Where the Streets Have No Name
07. I Still Haven't Found What I'm Looking For
08. With or Without You
09. Bullet the Blue Sky
10. Running to Stand Still(with "Hallelujah" )
11. Red Hill Mining Town
12. In God's Country
13. Trip Through Your Wires
14. One Tree Hill
15. Exit
16. Mothers of the Disappeared
17. Desire
< encore >
18. Elevation
19. Vertigo
20. Even Better Than the Real Thing
21. You're the Best Thing About Me(acoustic)
22. Beautiful Day
23. Ultraviolet (Light My Way)
24. Love Is Bigger Than Anything in Its Way
25. One
4万円近く払い、かなり遠くから見た公演となりましたが、むしろ超巨大スクリーンの全貌を見れたことは、まったく後悔しないハイプライスシートとなったわけですが。
まぁスタンディングエリアで見れたなら、それはそれで凄い迫力だったんでしょうねw
とにかくU2はここ数十年、エンターテイメント界においては、世界でもトップを独走しているわけで。興行成績に於いて長者番付1位は伊達ではなかったのです☆
最高の楽曲に乗せ、様々な愛のメッセージを発信し続けるのです。もう最強なのです。
次回はもう少し短いスパンで来日して欲しいと思いつつ、
また次回までご機嫌よ〜(○´w`)ノ PEACE!!
P.S.
Blast the fu#★in' coronavirus!! Good luck everyone☆