一夜に外タレさん2軒ハシゴして来た☆☆( ̄∇ ̄)v
8月15日(土)、仕事を夕方で切り上げ、六本木で18時から19時半までギルバート・オサリヴァン見て西荻までトンボ帰りし、21時前に西荻窪駅で友人と待ち合わせ、22:50幕張メッセ到着☆
フジロックと並ぶ夏の最大フェスとなったサマー・ソニックの深夜イベントが目的(o゚▽゚)と言うか、単純にその深夜イベントに出演する”F・F・S”ってバンドがお目当て☆
更に言うならば、”F・F・S”ってのはFranz Ferdinand とSparksの合体バンドで僕はただただSparksが大好き故、彼等だけが見たくてわざわざ強硬スケジュールを慣行したのでありました☆
まずは簡単に”F・F・S”の説明からヾ(●゜ⅴ゜)ノ
スパークの歴史や思い入れなんかは前回単独来日の記事にまとめてあります。
SPARKS / Live @ Shibuya Club Quattro - さかしたBLOG
フランツ・フェルディナンドはイギリス、スコットランドのロックバンド。グラスゴー出身で、
2004年に発表したデビュー・アルバム『フランツ・フェルディナンド』が本国イギリスのみならずヨーロッパ各国、そしてアメリカでも爆発的な評判を呼ぶ作品となり、トータルセールスは400万枚を超え、グラミー賞ノミネートを始め、ブリット・アワード・マーキュリープライズ・NMEアワードという英国3大音楽賞を新人としては史上初めて同時に受賞する快挙も達成☆
翌2005年リリースの2nd『ユー・クッド・ハヴ・イット・ソー・マッチ・ベター』は初登場で全英1位を獲得し、同作からカットされた「ドゥ・ユー・ウォント・トゥ」、「ザ・フォーラン」といったキラー・チューンのシングルヒットも続き、ロック/クラブ双方のリスナーからも支持され、人気を確実なものとした。今では2000年代にデビューしたバンドでも、とりわけ同時代のUKロックシーンを代表するバンドのひとつとして認められる存在である。
ーWikipediaよりー
僕もフランツ~の1stアルバムは当時オンタイムで購入しましたよ♪
ぶっちゃけ1st買ったっきりにはなってるんですけどね・・・(⌒_⌒;
とても良いバンドなのは分かりきっているので、これを期に2ndアルバム以降も購入したいと思います。(〃゚∇゚〃)
フランツ・サイドも前々からフェイヴァリットにスパークスの名前を上げていましたが、
逆もまた然りだったようで、F・F・S結成のいきさつをアルバムのライナーから引用させて頂きます。 m(_ _)m
このFFSのそもそもの始まりはフランツがデビュー・アルバムをリリースした直後まで遡る。『フランツ・フェルディナンド』と「Take Me Out」を聴いて気に入ったスパークスが「LAに来る機会があれば会いたい」とメッセージを送り、その後実際に会った際に「何か一緒にやろう」と言う話になったそうだ。そこでスパークス側から最初に送ったデモ曲が、本作にも収録されている「Piss Off」だったという。しかしご存知のとおりその後フランツは大ブレイクを記録し、一気に忙しくなってしまったために一旦そのプロジェクトも棚上げとなったという。
再びフランツとスパークスが邂逅したのが2013年のコーチェラ・フェスティヴァル直前、サンフランシスコの街角でのこと。共にフェス出演のため滞在していた街で偶然出会った彼らは、今度こそ一緒にやろうと約束を交わした。そしてフランツがスパークスの2人に送ったデモ曲が「Police Encounters」で、そのラブ・コールに対する返答としてスパークス側から送られてきたのが「Collaborations Don't Work」だったという。いきなり「コラボは上手く行かない(Collaborations Don't Work)」だなんて、いかにもスパークス!なユーモア・センスでにやにやしてしまう。こうしたやり取りを経た2014年、ロンドンのRAKスタジオにてセイント・ヴィンセントやエンジェル・オルセン、スワンズとの仕事で知られるジョン・コングルトンをプロデューサーに迎えて最終的に完成したのがこの『FFS』だ。なお、RAKスタジオでのレコーディングはバンドのオリジナル・アルバムをいちから作り上げていくのと全く同じプロセスで行われたという。
アルバム『F・F・S』 ライナーノーツ(2015年4月・粉川しの)より一部抜粋
話を当日に戻しまして(’0’)
このイベントに一緒に行ったのは、"NOWEARMAN"と言うバンドで活動する、ドラマーの高藤君(写真:右)とボーカルのボーイ(写真:中央)の2人☆☆
"Stars" NOWEARMAN - YouTube
ドラマーの高藤君とはかれこれ20年近い付き合い。
ボーカルのボーイ(彼の事をそう呼ぶのはおそらく僕くらいでしょうけどw)も初めて会った時は彼が10代後半の頃。もう知り合って10年以上経つな~(*゚ー゚) そもそも僕が2006年に初めてスパークスを見た時はボーイと2人で行ったんだっけw
写真左端のダイキなんか10年くらい僕の自宅のPCがトラブる度に僕んちまで来てくれて、完璧に直してくれます。トータル3台のPC全部ダイキに見て貰ってますw
因みに僕にしょっちゅう付き合ってくれて、このブログにも度々登場するカツも実はこのバンドの初代ドラマーなのでした( ̄∇ ̄)。
そんな2人と西荻窪駅で待ち合わせ、幕張メッセ22:50到着☆
昼間からやってるサマソニだとチケ代が1万6千円くらいかな!?
しかしこの深夜イベントだけのチケット販売もあり8500円で入れます☆深夜のみ目当ての人にはお得だね。 勿論昼間のチケット購入した人もそのチケットで引き続き深夜のイベントも楽しめます。
昼間のサマソニは2002年にガンズやハノイなんかが出演した時に初めて足を運び、
次が2009年 エゴラッピン、ジョーン・ジェット、エルビス・コステロ、スペシャルズなんてとこ目当てに2度目。
しばらく開いて、今回の深夜イベントで3回目になりました。
そんなこんなで 22:50会場到着☆
入り口でパス替わりのリストバンドを腕につけてもらい入場♪
深夜イベントのHostess Club All - Nighterは幕張メッセのソニック・ステージとレインボー・ステージを使用。
上の図は昨年の見取り図ですが、今年も同じだったかな。たぶん。
それぞれのステージの手前はこんな感じ。_゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+
フードやドリンク 販売するお店も多数並びます。
まずは1番目のBAiOを見るためソニック・ステージへ☆
てか・・・まったくこの方の事は存じ上げてはおりませんが(⌒_⌒;
いわゆるDJさんが1人でタンテまわしてて、割と前の方まで進み小1時間程ボーッと見てました。高藤君とボーイは楽しそうに体が揺れてましたね( ̄∇ ̄)。この深夜イベント、クラブ寄りな内容なのね。
BAiOさん終了、日付替わり0:30。
まさかのトム・ヨークをスルーし、高藤君とボーイの2人と一旦別行動で僕1人だけレインボウ・ステージに移動( ̄▼ ̄*)
レインボウ・ステージでは今回お目当てのF・F・Sの前のスピリチュアライズドの演奏が始まる頃。
F・F・Sの前のバンドからある程度前に詰めておき、スピリチュアライズドの演奏終わると同時に最前エリアに移動するのが目的☆
トム・ヨークにはかなり後ろ髪引かれるもF・F・Sを目の前で見る為には已む無しなのだw
(レインボウ・ステージ手前のオブジェ、 イカス!!( ̄ー ̄)/)
徒歩数分でレインボウ・ステージ到着☆
ステージでは既にスピリチュアライズドの演奏が始まってます♪
Spiritualizedは1990年にイギリスで結成されたロックバンドで、幾多のメンバーチェンジを繰り返し、現在オリジナル・メンバーはジェイソン・ピアースただ1人となってます。
僕も90年代前半このバンド聞いてたりしましたが、実際ステージ見るのは初めてでした☆
シューゲイザーぽい要素も多分に盛り込みながらもベースにあるのは心地良いロックであり、DJがタンテまわすの聞いているよりは、やはり僕はこっちの方が性に合ってます(☆-v-)
スピリチュアライズド、非常に良かったです!!
1:30、スピリチュアライズド演奏終了☆
とりあえず進めるだけ前に進み、こんな感じの位置まで来た(*゚ー゚)
5~6列目くらいの所まで詰められたねw しかしまわりは9割以上20~30代・・・・40代なんて僕くらいかも・・・・正直、気恥ずかしくはあったりする
(//∇//)まぁほとんどの若者はフランツ目当てで、僕のようなスパークス目当ての大人達は後方でゆっくり見てるんだろうね~(●´ω`●)
転換中この位置で1人じっと立ったまま約40分程”F・F・S”が出て来るの待ちました★
朝から夕方まで仕事して、六本木でライブ見て、一旦西荻戻り、幕張まで出掛けて深夜2時を過ぎ・・・・・
好きなバンドが出て来るのを1人で待つ40代後半のオッサンて結構痛いよね・・・( ̄ー ̄;正直この頃はかなりしんどかったです★
そして時間は午前2:16
ステージ後方スクリーンに遂にF・F・Sの画像が!!
アドレナリン吹き出し先程までの疲労感はここで一旦自動的にリセット☆
遂にF・F・S登場!!!!!! ヾ(≧∇≦*)/☆☆☆
1曲目はアルバム”F・F・S”のオープニング・ナンバー
「Johnny Delusional」!!
いきなり怒涛のモッシュ!! 激し過ぎ・・・( ̄ロ ̄lll)
今年2月にコーストで見たフェイス・ノー・モアーの時以上に激しい・・・
40代後半にはキツ過ぎる・・・(´△`)
2曲目「The Man Without A Tan」、3曲目「Police Encounters」
とアルバム”F・F・S”から更に2曲続き
4曲目 スパークス’74の4thアルバム”プロパガンダ”から「Achoo」♪
フランツがデビュー前によくカバーしていたのがこの曲(*゚∀゚)
アレックスはTEカスタム背負ったよ☆
5曲目はスパークスのカバーに続きフランツの2ndアルバム収録の大ヒット曲「Do You Want To」♪
まわりの若いお兄さん達がラッキー・ラッキー叫んで鼓膜痛かったけど、楽しかったのねん☆
6曲目”F・F・S”から「Collaborations Don't Work」
これぞスパークス節なロックオペラ♪ アレックスの静かなアコギから始まり、フレディー・マーキュリーにも影響を与えたと言われるスパークス特有のロック戯曲がラッセルのファルセットボイスと共に展開して行きます☆ 「コラボレーションは上手く行かない」と連呼しながらも後半しっかりフランツ節も聞かせ、近年アルバム単位でここまで良い結果が出たコラボも稀な程( ̄∇ ̄)まぁスパークス特有のジョークだねw
7曲目 フランツ・ナンバーから「Walk Away」
アレックスは引き続きアコギ持ち、しっとりときかせます♪深夜にこういう曲いいねw
8曲目”F・F・S”から「Things I Won't Get」
この曲はラッセルとニックがボーカル担当☆
9曲目”F・F・S”「The Power Couple」
「あの大物夫婦が我が家にやってくる」どうしよう(゚□゚;)どうしよう(;゚□゚)って内容の歌w
陰鬱なんだけど、メランコリックでコミカルで笑ってしまう( ̄▼ ̄*)
10曲目 スパークス’94の16thアルバム”Gratuitous Sax & Senseless Violins”から「When Do I Get to Sing "My Way"」
ニューロマネスクな雰囲気のストレートな歌物♪
曲のエンディングでそのままバスドラ踏み続け、11曲目”F・F・S”「Call Girl」に繋げます☆同じテンポの曲だからねw
12曲目 F・F・S から「So Desu Ne」
これ日本語の「そうですね」です(* ̄ー ̄*)曲のサビはこんな感じ↓
ソウデスネ、彼女はそれしか言わない
ソウデスネ、ソウデスネ
ソウデスネ、ジャアネ
歌詞の中には「富士山」「ハロー・キティ」「梶芽衣子」なんてワードも出てくる。
「そうですね」って言葉の曖昧さを歌ったのか、日本人自体の曖昧な部分を歌ったのかは僕には計り兼ねるけどね( ̄▼ ̄)
単純に日本人の女性にふられただけだったりしてねw
演奏中、ロン兄ちゃんはステージ下手寄りにてずっと佇む!?
鍵盤はボブとニックの連弾♪♪
ポールもドラムセット離れ前に出て来てエレパッド♪☆♪
ラストはアレックスとラッセルも加わり不協和音奏でエンディング☆
その後ろにいつの間にか佇むロン兄ちゃんが少し恐い(▼∀▼)
曲終わるとすぐさまロン兄ちゃんに指定席を返還し、ロン兄ちゃん次の曲のイントロ演奏♪
13曲目 スパークス’79の8thアルバムから「The Number One Song in Heaven」!!
アレックスとラッセルに加えニックもギター置きボーカルで参加☆
今回でスパークス見るのは4回目だけど、毎回この曲が凄く楽しみなんだよねw 何故ならロン兄ちゃんがこの曲でネクタイ緩め・・・・
凄く素敵なステップ踏むから!!ヾ(>ω<○)
14曲目 フランツの「Michael」では、そんなロン兄ちゃんに触発されたのかアレックスが・・・・
客席に飛び込む!!(★ ̄∀ ̄★)w
無事ステージに帰還w
15曲目 スパークス’74の3rdアルバム”Kimono My House”から、
スパークスの名を世に知らしめるきっかけとなった最初のヒット曲、
「This Town Ain't Big Enough for Both of Us」!!
まわりの若者達が皆手拍子している!! 凄く嬉しいね!!
ヾ(≧∇≦*)/ ヾ(≧∇≦*)/ ヾ(≧∇≦*)/ ヾ(≧∇≦*)/
続け様16曲目 FFSから「Dictator's Son」
終焉に向かい加速して行く☆
17曲目 フランツの「Take Me Out」☆
そろそろ終演が近づいて来た事を予感したかのか、この日イチバンのモッシュ!!
飛び跳ねやすいリズムの曲だしね(〃>目<)/(〃>目<)/(〃>目<)/
そしてこの日最後の曲となった
F・F・Sから「Piss Off」☆☆☆
午前3:31演奏終了☆(アンコールは無し)
01. Johnny Delusional
02. The Man Without A Tan
03. Police Encounters
04. Achoo (Sparks cover)
05. Do You Want To (Franz Ferdinand cover)
06. Collaborations Don't Work
07. Walk Away (Franz Ferdinand cover)
08. Things I Won't Get
09. The Power Couple
10. When Do I Get to Sing "My Way" (Sparks cover)
11. Call Girl
12. So Desu Ne
13. The Number One Song in Heaven (Sparks cover)
14. Michael (Franz Ferdinand cover)
15. This Town Ain't Big Enough for Both of Us (Sparks cover)’
16. Dictator's Son
17. Take Me Out (Franz Ferdinand cover)
18. Piss Off
約75分と時間にすると短めのステージだけど、たぶん会場で見ていた人はそうは思わなかったんじゃないかな!? なんせF・F・S、Franz Ferdinand、Sparksの曲が次から次に飛び出すんだからね。 F・F・Sでは所謂フランツ節やスパークス節が多分に聞けるんだけれど、この融合が無ければ産まれなかった一瞬見える新しい響きなんかもあるしね。その刹那な部分なんかは両者をよく知らないと当然分からないんだけど、それが見えるのはファンならではの喜びw こんなに良い結果が出たコラボはこの先もきっと続くであろうし、お互いのスケジュール上手く調整してまた次のアルバムも出して欲しい☆ なかなかにフランツは売れっ子だからすぐには難しいかもだけどね。(⌒_⌒;
とりあえず今回の目的を果たした僕は喫煙所で30分程くたばり、完全に心が折れたので高藤君に電話かけ「疲れたから先に帰るね」と告げ午前4時、1人駅に向かいました★
さすがに朝4時だとまだ始発も走ってないだろうとは思いましたが、始発までに少しでも駅の近くにいたいと思いJR京葉線・海浜幕張駅に着くと、同じ考えであろう若者達がまだ閉まっている駅のシャッターの手前の階段に隙間無くビッチリと50人くらい座ってました・・・Σ(゚Д゚;o)
僕もその辺に適当に座り4:20頃、駅のシャッターが上がり何気に駅周辺にいた数百人が一斉に駅になだれ込み、ホームに上がり電光掲示板の時刻表見ると始発が海浜幕張駅に到着するのが たしか5:04くらい・・・・・ まだ45分くらい待たなきゃいけないのかと思い、この頃には疲労感も絶頂に★
なんとか始発で東京駅まで戻り電車降りると高藤君とボーイの姿を発見☆
2人もギリギリで始発に間に合ったとの事。東京駅からは皆で西荻まで戻りましたが、朝7時前になってたかな・・・(⌒_⌒; 僕はスタジオに戻り少し休憩した後、チャリ20分こいで自宅に戻ったんだけど、こんな時間になってた・・・・・
久しぶりにほぼ24時間、外であれやこれややってめっちゃ疲れたけど、満足度も今年イチバンな1日で御座いました☆
ではでは今回はこんな感じで☆
また次回までご機嫌よ~(・∀<)ノ PEACE!!
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