夢を諦めきれなかった男たちの夢(現実)はまだまだ続く☆
4年振りに ”夢を諦めなかった男達” が日本に帰って来たよ!! (@⌒ー⌒@)
もうアンヴィルはベンチャーズ並に来日回数増やしてもいいんじゃないでしょうか!?
規模は大きくないにせよ非常にコアなファンが付いていて、
小さめな箱なら充分ツアーは組めるんではないかと☆
そもそも数十年辛酸を舐め続けたアンヴィルの復活に大きく携わっているのは他でもない日本ですからね☆
勿論再起のきっかけとなる映画のタイトルにもあるように、
どんなドン底にありながらも”夢を諦めなかった”リップスとロブの類稀なる
不屈のメタルど根性があったからこその再起ではありますが!!
アンヴィルの歴史は長く、1973年カナダのトロントでボーカルのリップスとドラムのロブにより結成され、
40年以上の活動歴を持つパワーメタルの父と呼ばれる彼等ですが、
その内の30年位は日の目を見る事がほとんど無い苦節の歴史でもありました★
2009年に公開されたこの↓映画を見て頂けるとアンヴィルの事がとても良く理解できます☆
日本にも80年代からずっとアンヴィルを応援しつづけている方達がいますが、
僕は映画を見るまでは その存在を薄らとしか認識していませんでした。
が、吉祥寺バウスシアターで号泣してからというもの、すっかりアンヴィルのファンになってしまいました☆
厳密に言うとアンヴィルと言うよりも リップスの人間そのもののファンと言った方が近いかも。
兎にも角にも まだこの映画を見ていない方おりましたら 熱く熱くお勧め致します☆
映画 『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』 予告編 - YouTube
夢を諦めなかったメタル親父達のドキュメンタリー映画です☆
映画のオープニングは1984年、日本の西部球場で行われた「スーパー・ロック’84」の映像から始まります。
Bon Jovi、 Whitesnake、 Scorpinos、 Michael Schenker Group等と並び我らがANVILも出演☆
この面子は全てBIGになった!! ANVIL以外は・・・・・・・
てな感じのナレーションがあり、更には錚々たる面子のアンヴィルに対する賛辞のコメントが続きます☆
ラーズ・ウルリッヒ(Metallica)
● アンヴィルが登場したときは衝撃だった。音楽業界をひっくり返すと思ったね。
●ロブ・ライナーは今まで俺が見た中で、ぶっちぎりで凄いドラマーだよ。最強のメタル・ドラマーだ。
スコット・イアン(Anthrax)
●挑戦状を叩きつけられた気分だったよ。この音がお前らに出せるか…ってね。
●あんな奴には勝てねえ、って思ったね。
トム・アラヤ(Slayer)
●彼らこそスラッシュだ。どのバンドより早かったね。スレイヤー、メタリカ、アンスラックス、メガデスの前だ。
レミー・キルミスター(Motorhead)
●才能の塊だった。全員凄い奴らだったよ。
スラッシュ(ex:GN'R)
●アンヴィルってのは凄いライブをやる連中だったな。(中略)観客の盛り上がりもハンパなかったし、こんなライブ見たことねえって俺も興奮したよ。
●売れてるバンドは世界中に山ほどいる。だけど考えてもみろよ。30年間もロックし続けてるバンドなんて、数えるほどしかいやしないんだ。ローリングストーンズ、ザ・フー…それに、アンヴィルだ。
しかし50代になったアンヴィルの面々は音楽活動だけでは生活出来ず・・・・・
リップスは給食センターで、 ロブは建設現場で、 働く日々が続きます★
そんなある日 ヨーロッパ・ツアーの話が舞い込み、 再起をかけヨーロッパ・ツアーに向かうも
かつて共演した有名ミュージシャンに顔を忘れられていたり、
道を間違え会場に遅刻してしまい 客はほとんど帰り、ギャラも出ず・・・・・
1万人収容の会場に174人しか客がいなかったり・・・・・
電車に遅れ空港に一泊する事になったりと・・・・ 散々な目に合います★
その後、人気が出ないのは録音が悪いせいだと、デビュー・アルバムのプロデューサーである
クリス・タンガリーディスに掛け合い、家族から借金をしてイギリスでレコーディングを行います。
レコーディング中もメンバー同士で演奏を批判しあい喧嘩から仲間割れ、涙の仲直り等
すったもんだありつつも、なんとか13枚目のアルバムを完成させ地元に帰ってきたアンヴィルは
完成した音源を地元のラジオ局や大手レコード会社に送りますが、「時代遅れの音だ」と
まったく相手にされません・・・・・・・
そんな折、日本のプロモーターからビッグな話が舞い込みます。
幕張メッセで行われる「LOUD PARK 06」の出演依頼でした☆
だがしかし、いざ日本に来てみると 3日間行われるイヴェントの初日1番目の出番で時間も午前中でした・・・・
初日の午前中でお客さんもまだ集まってないのでは!?・・・・・・
またもや失敗に終わってしまうのでは!?・・・・・・
不安に苛まれながらリップス達はステージに向かいます・・・・・・
てな感じの内容になっております☆
9割方おおまかなアラスジは書きましたが、エンディングは是非とも映画で見て下さい☆
1980年代初めにアンヴィルの付き人を経験し、その後 スティーヴン・スピルバーグの「ターミナル」の脚本を書いたサーシャ・ガヴァシは2005年、20年振りにアンヴィルと連絡を取り、バンド活動を撮影したいと依頼してこの映画を完成させます☆
ガヴァシによると、「スピルバーグとの仕事を成し遂げ、過去を振り返りたくなった。それで再会したのだけれど、アンヴィルは、服装も、情熱も、以前と何一つ変わってなかった。そして、彼らのことを撮ろうと決めたんだ」との事で、
ハリウッドで得た報酬を映画製作につぎ込んだそうです。
そして結果的にこの映画は2009年 上映されるやいなや、各方面から大反響を起こします☆
キアヌ・リーブスや大御所俳優のダスティン・ホフマンまでもがアンヴィルに惚れ込み私設応援団を買って出るほどでした☆
『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』L.Aでのプレミアの様子 - YouTube
日本で映画が公開された2009年10月。 24日からの一般公開に先駆け
20日にお台場のZEPP TOKYOで試写会が行われましたが、上映終了と同時にまさかの本人達登場!!
”Metal On Metal” ”Flying Blind” の2曲のライブ演奏が行われました☆ (●>ω<)ノ゙
更には再び「LOUD PARK 09」にも出演☆☆
苦節40年・・・Anvil が日本へ〝お礼参り〟/映画「アンヴィル!」 - YouTube
そして翌年2010年4月単独来日!! 東京は渋谷クラブ・クアトロにて2デイズ!!
僕も2日目の4月20日参戦してきました☆
当然会場は超満員!! バンドが出てくる前から”アンヴィル”コールが延々と続き異様な熱気に包まれていました!!(゚ロ゚;)
本人達出てきても、曲間は常に”アンヴィル”コール!!
リップスが次に演奏する曲のタイトルのさわりを言うと、ほとんどのお客さんがその続きを叫びます!!
年季の入ったファンもちらほら見かける中、やはり半数以上は映画を見て足を運んだ方達の様に思えました。
まあ僕もその内の1人でしたが。 (///ω///)♪
とにかく その4年前のステージはもう ほんと・・・・ 映画のエンディングの続きを生で見ている様で☆
勝手な解釈ですが、「俺達でアンヴィルをどうにかしてやらなきゃ!!」て皆の想いがひとつになっている様に感じました☆
でもって、あの映画の後の本人達のステージと 熱いお客さん達みてると やはり涙が止まんなくてね~(//∇//)
1人で行って、会場の斜め後方辺りから見てましたけど、涙拭くのに必死でしたね。 (⌒_⌒;
さてさて、そんな感涙のステージから4年振り アンヴィルが戻って来ました!! o(゚▽゚)/
今回の東京公演はなんと新宿ロフト!! Σ(・ω・ノ)ノ!
前回のクアトロに比べるとキャパ半分だぞ・・・・・ ややアンヴィル熱も冷めてきたか!?
まあアンヴィル見られればどこでも問題無し!! むしろ近くで見られるってもんです☆
そもそも歌舞伎町に移転した新宿ロフトを訪れるのは今回が初めて。 (゚∀゚*)
その前の大久保通りの方にあった頃は時々足を運んでいましたが、 前のロフトから数えても
ロフト自体訪れるのは約20年振り。 さすがに友達だった店員さんはもういなかったな★
今回はFredelicaのベース担当、アサノデリカと2人でロフトへ☆
ロフト前にて toldでギターを弾く鈴木君達と合流☆
鈴木君にかわいいハーフの彼女が出来ててビックリ! Σ(゚∀゚*) !!
19時過ぎに4人で店内へ (*・ω・)ノ*・ω・)ノ*・ω・)ノ *・ω・)ノ
プレオープニングのQUORUMさんは19時前に演奏していた為見られず★
19時からオープニング・アクトが2バンド ●快速東京 ●Electric Eel Shock
それぞれ30分程の演奏時間で先ずは快速東京☆
快速東京さん、鈴木くんのお友達だったので 僕とアサノデリカはかなりお得な感じで入れてもらいました♪
快速東京様、鈴木君 ありがとうございました! m(_ _)m 感謝☆感謝
2008年結成の快速東京さん。 初めて見ましたけど、かっこいいです!
ハードでタイトなリズムによく練られた楽曲はなかなかにグッドでした☆
今後の更なる活躍に期待です。 (@⌒ー⌒@)
メンバーの皆さんが ANVILやMETALLICAやKISSのTシャツ着てましたね♪
僕、 ロックT着てる人大好きです☆ ヽ(*´∀`*)ノ
19:10~19:40快速東京さん演奏し
続く Electric Eel Shockさんが20時くらいからだったでしょうか、
こちらのバンドも僕は初見でしたが、 とにかくカッコ良かったです!!!☆☆☆
冗談抜きでカッコ良かった!!!!! まだまだこんなかっこいいバンドがいるんですね☆
この方達は海外で最初に火が付いた逆輸入バンドだと聞きましたが、全然納得です。
場数の多さも感じましたが、それ以上に3人とも本来持って生まれたハートが強かった様に感じました☆彡
ボーカルの方が着ていた”Death Angel"のTシャツも、その辺の若者には真似出来ない感じで
しっくりきてて、キャリアを醸し出していましたね。 HPのThin Lizzy Tシャツも然りです☆
Electric Eel Shockさんも演奏を終え、 アンヴィルがセッティングに入ります。
その間にステージ上手のリップス前ほぼ最前列を陣取ります ( ̄ー+ ̄)
前に女の子いましたが、身長低く ステージがよく見えます☆
しかも僕が立っていた上手の端の前のあたりだけ床が15cmくらい高くなっていて尚更良くステージが見えます。
(* ̄ー ̄*)
(腕細いな鈴木君★ もっと鍛えるべし☆)
てか、ステージ手前に下りたスクリーンの端の隙間からリップスがおもいっきり見えてます( ̄ー ̄;)・・・・
やはりセッティング中は本人達見えない方がよいですね・・・・・・
2006年に武道館でアイアン・メイデン見た時も、 1階スタンドのステージ真横だったんですけど、
バック・ステージでスタンバってる本人達が見えていたり、
セット裏でスタンバるエディが見えていたりで、興味深くはあるんですけど、
やっぱ最良のタイミングでババ~~~ン!!!て本人達やギミックは見たいですよね。(⌒_⌒;
まあ今回はリップスが1メートル前にいるわけで、贅沢と言えば贅沢ですが。 (〃 ̄ω ̄〃ゞ
でもって時間は21時くらいだったかな、 いよいよアンヴィル登場です!!!
ひとしきりステージの端から端を歩き会場を見渡します。 あの笑顔は変わってません☆
うおおおおっっっ━━━━━━━目の前にリップスが!!
リップスの後ろにはロブが━━━━━━━ !!!!!!
相変わらず最高の笑顔☆ (≧ω≦)♪♪♪
オープニングの”March of the Crabs"から”666”と快調にたたみかけてきます!!
前回来日時のグレン・ファイブからクリス・ロバートソンに ベーシストが交代してました。
(※ グレンとクリスの間にサル・イタリアーノも在籍)
ギター・アンプとベース・アンプはレンタルぽかったけど、ロブのドラム・セット持ち込みなのか!? (゚∀゚)?
目の前で聞くロブのドラムは非常にタイトです☆
てか距離的に中音がダイレクトに聞こえます☆
(と言いますか前のロフトに初めて行った時に、ライブハウスの音の概念が1発で覆ってしまうほどに
新宿ロフトの音の良さに驚いた記憶が未だに色褪せなく、歌舞伎町ロフトの音も今回かなり楽しみのひとつだったんですけど、
快速東京とEESを客席の真ん中あたりで見てて面白かったのが、
歌舞伎町ロフトさん結構ステージに奥行きがあり、空間的なリヴァーブが自然とかかり、それが外音に独特な深みを与えてましたね。
前のロフトには見られなかった効果でした。
ただ前のロフトで毎回感じていた恐ろしく厚みのあるローは、歌舞伎町ロフトでは感じなかったかな。
まあ、歌舞伎町ロフトさん今回が初めてだったので、1回で色々判断するのは早計ですが、
それでも基本的にとても音の良い箱であるところは変わってなかったですね☆)
ツイン・リヴァーブとJCM800をセレクターで使い分けてるのかな?
通常マイクスタンド下に置かれるエフェクターはアンプ前に置いていて、踏む時はアンプ前に行き、客席に背を向けて踏んでましたね(o´ω`o) まあ、リップスはほとんど揺れ物は使わず、ギター・ソロの時にブーストさせてるくらいでしたけどね♪
アンプ脇に置いてあるSGは途中持ち替えるかと思いきや、結局最後まで使いませんでした。
あくまでメイン・ギターがトラブった時のサブだったみたいですね☆
4曲目”Mothra”で早くも伝家の宝刀 バイブレータを使ったギター・ソロを披露☆
6曲目”Swing Thing”にドラム・ソロが挟まれます☆
カメラ目線いただきました~(≧∀≦*)ノ
4年前の映画上映後単独来日時の熱狂と比べると、かなりアンヴィル熱も冷めた!?・・・・・
と言うと語弊がありますが、 あの時の「俺達でアンヴィルを盛り上げねば!!」って団結感から4年
アンヴィルも次のアルバムを録ったり、ワールド・ツアーまわったりと、音楽活動のみで生活出来ている様子は伺えるわけで、
なんか今回は お客さんも余裕をもって、 安心して、 ライブを楽しんでいたように感じました☆
本編ラストをアンヴィル最強のキラー・チューン”Metal on Metal”で締め☆
アンコール2曲 ” Forged in Fire" ”Running" で終了☆☆
サクッと90分のステージ☆
元祖パワー・メタル/スピード・メタル/ スラッシュ・メタル☆
独特な溜めを楽曲に織り交ぜながらその存在感は今や誰も真似の出来ない狷介孤高なアンヴィル!!
また日本に帰って来てくれる日までお元気で☆☆☆
1 ・ March of the Crabs
2 ・ 666
3 ・ Thumb Hang
4 ・ Mothra ~ inc Guitar Solo
5 ・ Hope in Hell
6 ・ Swing Thing ~ inc Drum Solo
7 ・ This Is Thirteen
8 ・ Badass Rock 'n' Roll
9 ・ School Love
10 ・ On Fire
11 ・ Winged Assassins
12 ・ Metal on Metal
ーencoreー
13 ・ Forged in Fire
14 ・ Running
Anvil - Metal On Metal (Live) - YouTube
ANVIL "School Love" - YouTube
Anvil - Eat Your Words (Hope In Hell) [Official ...
ではでは今回はこんな感じで、また次回までご機嫌よ~(*ゝω・*)ノ PEACE!!
P.S. アンヴィル見に行った時にアサノデリカから、新宿ロフトの横の酒屋さんに
トルーパー・ビール販売していると聞き、即購入☆ずっと欲しかったのねん☆
P.P.S. 今年の夏以来、メタル焼肉「グルーピー・ドールズ・生田」行って来ました☆
メタル社長の真壁さんもお元気で”KING KOBRA"Tシャツも素敵でした♪
またもやお肉の写真は撮っておりませんが、この日は”杏仁メイデン”と、季節限定”デヴィッド・カマンベール”頂きました☆
”デヴィッド・カマンベール”まじでお勧めです!! (@^-^@)
でもって「メタル焼肉」ステッカーもゲット☆
5枚買ったら1枚オマケしていただきました☆☆
今回は”Kingdom Come”Tシャツ着てったユウちゃん。
またもやメタル社長に写真撮られ、つぶやかれてますた☆ (o´∀`o)゚.:。+
そんなヴィンテージ・メタルT好きな真壁氏も数十点貸し出し作成されたコチラ☆
「メタルTシャツ図鑑」 (▼∀▼)†
リットー・ミュージックさんより 今年9月に発売されております。
定価 2,376 円(本体2,200円+税)
仕様
AB変型判/228ページ
発売日 2014.9.19
ISBN 9784845624997
僕も先日購入しました。 ( ̄▼ ̄*)
僕が持ってた”ファースター・プッシー・キャット” や ”ドッグス・ダムール”の同じやつも載ってたな。
P.P.P.S. 1992年に公開された 大好きなROCKおバカ映画「ウェインズ・ワールド」☆
主役のウェイン(マイク・マイヤーズ)とガース(ダナ・カーヴィ)のフィギュア10年近く探してて
やっと見つけたのね~~~ん!! 。゚ヽ(●゚´Д`゚●)ノ゚。
全然似てないけど嬉しい★ ( ̄ ̄▽ ̄ ̄)
ウェインズ・ワールド ボヘミアン・ラプソディ Wayne's World Bohemian Rhapsody - YouTube