生ジョン・キャメロン・ミッチェル見て来た☆
ジョン・キャメロン・ミッチェルさん(John Cameron Mitchell, 1963年4月21日生まれ -現在54歳 )とはアメリカ合衆国テキサス州エルパソ出身の映画監督・俳優・脚本家・プロデューサーなのですが、世間的に脚光を浴びたのは、ここ日本では2002年に公開された映画「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」からでしょう☆
この映画元々はオフ・ブロードウェイで上演されていた作品。
更に遡るとこの作品を構想していたジョンが、知人のバンドマン、スティーヴン・トラスクとスティーヴンのバンド”チーター”と共に初舞台を踏んだのが1994年4月、ニューヨークのクラブ「Squeeze Box」。
ここから約3年をかけ徐々にストーリーや楽曲を構築して行き1997年、ウエスト・ヴィレッジの「Westbeth Theatre」で1ケ月の公演を行い、更なる作品の発展を求め1998年2月14日から「Jane Street Theatre」にて2年半のロングラン公演。そして映画化へと繋がるわけです。
ブロードウェイ作品が映画化される場合、その作品の主演は著名なハリウッド俳優が演じるのが常ですが、ヘドウィグ〜に関しては正直無名なジョンがそのまま主演に抜擢。更には監督・脚本も努めてしまう稀なケースだったのです☆
映画と舞台には大きな違いがあり、映画では様々な登場人物をそれぞれが演じていますが、舞台版に関しては、役者が2人とバンドのみで構成され、2人の役者が複数形式で役を演じます。
故にヘドウィグの起源を知る為には舞台を見る事が必然となるわけです☆
そしてここ日本でも三上博史さん主演で2004年と2005年に、
山本耕史さん主演で2007年と2008年に、
森山未來さん主演で2012年にと、
3人の役者さんが舞台でヘドウィグを演じ、ぼくは2004年と2005年の三上さんの舞台を拝見さして頂いたわけですが・・・・
な な な なんと!!!!!!!
今年10月
ジョン・キャメロン・ミッチェル本人が来日し
ヘドウィグ役をここ日本で演じる!!!!!!!
との知らせが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てかいつものユウちゃんが教えてくれたんだけどねw
で、ユウちゃんとキーちゃんと3人で行く事になったんだけど、なかなかチケットが取れない・・・・で、どうにか取れたものの席が3人共ばらばら★ まぁそんなのは生ジョンが見られるなら何処でも良し☆
1階席が1枚と、3階席が2枚。頑張ってチケットとってくれたユウちゃんが当然1階で、僕とキーちゃんが3階で、この貴重な舞台を拝見出来ました☆☆☆
東京公演最終日10月15日に行って来た☆
公演中は勿論撮影禁止です☆
↑上は開演前。
↓下は終演後。
今回ジョン(ヘドウィグ役)の相手役を務めたのは中村中さん(イツァーク役)。
中村さんは2007年の山本さんがヘドウィグやった時もイツァーク役で出演したみたいだね☆
ただしヘドウィグ役のジョンは日本語が喋れません。故に今回のお芝居シーンはまさかの!中村さんがイツァーク役に加えヘドウィグ役まで演じ、その他の役までこなしてしまうと言う八面六臂な活躍☆
てか今までのヘドウィグ役でいちばん大変だっただろうねw
もちろんジョンも部分部分お芝居に加わりますし、演奏シーンのボーカルは全てジョンだし、片言の日本語セリフもいっぱいあったし、もうとにかくヘドウィグの生みの親が目の前にいて、歌ってお芝居しているわけで、この先もう見られない可能性の方が高く、それはそれは夢見心地全開なのです☆
因みにストーリーはこんな感じ。
旧東ドイツ生まれの性転換ロック・シンガー、ヘドウィグが、幼い頃に母から聞いたプラトンの「愛の起原」にあるような自分のかたわれ(=愛)を探して全米各地を巡る物語。そんな彼女の人生が、彼女自身の魂の歌と共につづられる。(Wikipediaより)
パンフレットも購入しました☆
パンフレットと言うよりは、ハードカバーのしっかりとした作りの本になってたけど。
では僕が所有しているヘドウィグ・グッズを紹介☆
◎先ずは当然の事ながらDVDデラックス・エディション
最近、廉価版のDVDが発売されたけど、やはりこちらのボーナス・ディスクが付いた方がお勧めです。ヘドウィグの歴史が事細かく解説されてます☆
◎サントラCD
やはりヘドウィグの最大の魅力のひとつは楽曲の良さ♪ パンクやグラム好きには堪らない楽曲が並び、マジで捨て曲無し!!
◎サントラCD(オリジナル・キャスト・レコーディング版)
こちらはヘドウィグの全ての楽曲を作り上げたジョンと、スティーヴン・トラスク率いるチーターによるその名の通りの演奏バージョンです。舞台の息吹が感じられる1枚!!
◎Wig In A Box - Songs From And Inspired By Hedwig And The Angry Inch
色々な方によるトリビュート・アルバムです。
●Wicked Little Town – Tommy Gnosis Version / Bens
●Sugar Daddy / Frank Black
●Origin Of Love Reprise / Jonathan Richman
●Midnight Radio / Cyndi Lauper & The Minus 5
●Hedwig’s Lament / Yoko Ono & Yo La Tengo
●Exquisite Corpse / Yoko Ono & Yo La Tengo
●Long Gift / They Might Be Giants
●Water Song / Stephen Trask & John Cameron Mitchell
●Wicked Little Town - Hedwig Version / Breeders
●Tear me Down / Nina Hagen
●Nailed / Bob Mould
●Hedwig Inspired Original Calld “City Of Woman“ /Robyn Hitchcock
●Tear Me Down / Spoon
●Origin Of Love / Rufus Wainwright
●Angry Inch / Sleater Kinney & Fred Schneider
●Freaks / Imperial Teen
◎ポスター(レンタル販促用)
2003年くらいからウチのトイレにずっと飾られてるやつw当時行きつけのレンタル屋さんにお願いして譲ってもらいました。
◎ポスター其の二
こちらは和紙の様な素材の物で、サントラCD購入時の特典で頂いた物。
そんなわけで、映画「Hedwig and the Angry Inch」を撮り終えた後ジョンは「もう今後舞台でヘドウィグを演じる事はない」と本人の口から語られましたが(その後今回の来日まで1度もヘドウィグの舞台に立ってないかどうかは僕は把握出来ておりませんが)、まさかの来日からヘドウィグの舞台に立ったジョンを1度でも見られた事はほんとうにラッキーでした。色々感謝なのです☆
しかし話はここで終わらず、 なんと!
この後もう1度生ジョンが見れちゃいました!!!
ジョンは「Hedwig and the Angry Inch」以降も以下の作品に携わっており、
◎ターネーション Tarnation (2004) エグゼクティブ・プロデューサー
◎ショートバス Shortbus (2006) 監督・脚本
◎ラビット・ホール Rabbit Hole (2010) 監督
今年クランク・アップしたジョン監督の最新作、
この最新作が12月1日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次ロードショーになりましたが(現在も上映中)、
12月1日に先駆ける事10月19日 新宿ピカデリーで開催されるジャパン・プレミアにジョン・キャメロン・ミッチェル監督、登壇したのです!!
さらに、ゲストとして舞台版『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』に出演している俳優の山本耕史さんも登場したのです。
全世界でいちばん最初に東京新宿で1日だけプレミア試写会なのです!!
1ケ月以上世界に先駆けて上映なのです!!
しかもジョン監督本人が登場なのです!!(まぁヘドウィグもあったしねw)
しかもそのプレミア・チケット当選なのです!!!
(ユウちゃんがねw)
て事でヘドウィグの舞台から4日後、新宿でまたまた生ジョン・キャメロン・ミッチェルに会えました☆
ジョンと山本さんのトークショウは上映前に行われました。
ヴィヴィアンウエストウッドのスーツのお二人。 今回の新作映画の衣装もヴィヴィアンらしい☆
今回の舞台は1977年ロンドン。とくれば嫌でもパンクが絡んでくるよね。
でもパンクを感じさせられたのは冒頭の10分くらいかな。
まぁあまり語るとネタばれになってしまうけど、甘酸っぱく、切なくも、ほんわかとなります。おざなりな表現だけどw
そんなこんなで、2回も生ジョンに会える幸運な僕でした。これも一重にユウちゃん感謝☆なのです。
ではでは皆様、年内更新今日がラストとなります。
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また来年お会いしましょ〜(◎´∀`)ノ PEACE!!