スティーヴン・タイラー単独初来日☆☆☆
大阪公演2017年4月8日(土)Zepp Osaka Bayside
東京公演2017年4月11日(火)日本武道館
2016年、長いキャリアの中でも自身初となるスティーヴンのソロ・アルバムが発表された。 カントリー界最大手"BIG MACINE"傘下の"DOT RECORDS"と契約し、レコーディングはカントリーの聖地、ナッシュビルで全て録音された。当然音もそれ然りな内容。
そもそもスティーヴンが作るメロディにカントリーの要素が含まれていたのは周知の事実。そこにブリティシュ・ブルース・ロックに多大なる影響を受けたジョー・ペリーのギターが絡みエアロスミスは形成されているわけだからね☆
そしてこれまた自身初となるソロ来日☆
勿論エアロは4〜5回程見てるけど、スティーブンのソロが、大好きな武道館で見られるなら、これはもう行くしかないでしょう♪
て事で、今回は1人で武道館へGO。
19時開演の会場に18:38到着。
Steven Tyler @ Budokan 2017・4・11 ( tue )
今回の席はC4ブロックの3列目。
ぎりぎりアリーナだけど一番後ろw まぁ幸いほぼ正面だったから見やすかったかな☆
時刻は19:25分、割と押して場内暗転し、若かりし頃のスティーヴンの映像がスクリーンに数カット流れ、
タイトルへ、
ステージに今回のバックを務める”LOVING MARY”が登場。
(既にスティーヴンもいるけどw)
LOVING MARYは、プロデューサーとして古くからエアロスミスに関わるマーティ・フレデリクセンが在籍し、スティーヴンのソロ・アルバム・レコーディングにも参加したナッシュビルで活動するバンドなり(下画像の真ん中がマーティかな・・たぶん)。
自身初のソロアルバムを出し、自身初のソロ来日だから、1曲目は当然ソロアルバムから
と思いきや・・・いきなり
「Sweet Emotion」!!!!∑q|゚Д゚|pワ!!!!!
が、しかしわざわざバックにLOVING MARYつけてんだから、アレンジはカントリー・テイスト
と思いきや・・・
まんまエアロwwwwww( ̄∇ ̄)
僕は東京ドームでしかエアロ見た事ないので、大味な音のエアロしか体感した事ないんだけど、ドームに比べれば武道館はもっと繊細な音作りが出来るし、音響も日々日進月歩故、かなり良いバランスと音量で今回は聞けたかな♪
1曲目からバスドラの通りが良く、お腹で聞けた感じで最高のスタート☆
しかもエアロスミスと何ひとつ変わらないスティーヴンが最高なのです!!
2曲目は曲間置かず1曲目にかぶせる様に、これまたエアロから「Cryin'」
アレンジもまんまだったかな。ただしエアロが5人に対して今回のバンドは6人編成。スティーヴンも入れると7人。だから出来る事の幅が当然広がります♪
て事で、音源通りのマンドリンもしっかり鳴ってたよ♪
続く3曲目はビートルズ・ナンバーの「I'm Down」!!
から、やはりビートルズの「Oh! Darling」に繋げるにくいアレンジ♪☆♪
更に続く4曲目もエアロのアルバムにも収録されてる、ビートルズの「Come Together」
5曲目「Love Lives」
アニメ『宇宙戦艦ヤマト』の実写版が2010年に製作され、そのエンディング曲を歌ったのがスティーヴンだったね。
日本のファンへのサービスのひとつとして歌われたんだろうけど、喜んだ方がいたかどうかはやや微妙w そこの温度差がスティーヴンには理解出来てなくても致し方ないねw
アコギ弾くマーティと2人のみで1回目のサビまでひとまわし演奏♪
”ヤマト”の事を”ヤマモト”と言っていたスティーヴンだけど、その間違いはむしろ中途半端に日本通w
で、「Love Lives」ひとまわし歌った後に、マーティの事を紹介。色んな方達に曲を書いている彼だけど、Buckcherryの名前も上がり(最初にChuck Berryってボケも有りw)。したらマーティ、Buckcherryの「Sorry」のサビをひとまわし歌ってくれました☆
続く7曲目もマーティとエアロの共作で大ヒットした「Jaded」
オープニングの印象的なリフはマンドリンで代宴されてたね♪
8曲目、 ここでやっとスティーヴンのソロアルバムから「I Make My Own Sunshine」
スクリーンにはこの曲のPVが流れる♪
いかにもスティーヴンの十八番と言ったメロディーで、エアロで演奏されたとしても全く違和感感じないね☆良い曲です。
ここで下手ステージサイドにいた方達(おそらくVIPアップグレード・チケットを購入した方達だと思われる)の数人がステージに現れ、スティーヴンにウクレレを手渡すw(これはスティーヴンの配慮なのかなwきっと。)
で、スティーヴン ウクレレ弾きながらハワイアンな曲を1曲♪♪♪
9曲目、セットリストに戻り、まずはスティーヴンがアカペラでジャニスの「Mercedes Benz」をワンコーラス歌い(ジャニスの原曲もアカペラね)、
ベッキー似の女性ベーシストに「俺のボーカルは凄いだろ お前に出来るか」と言わんばかりに勝負を挑むスティーヴン。 するとスティーヴンの上のキーで楽々と歌ってみせるお姉さんに対して、頭を抱えるスティーヴンw
もう一度このやり取りを繰り返した後、2人でハモり(勝負はお姉さんの勝ちねってオチw)、
ハモり終わりの絶妙なタイミングで今回のアルバムにも収録されたジャニスのカバー曲「Piece of My Heart」へ☆
10曲目、エアロ・ナンバー「Livin' on the Edge」♪
11曲目、ソロ・アルバムからタイトル・ナンバー「We're All Somebody From Somewhere」♪
これもまたナッシュビルの風景を連想させる泥臭い粘り気のある楽曲♪
行った事ないけどねw
曲のエンディングにSly & The Family Stone の「Thank You」を被せてた☆
12曲目、 エアロ・ナンバーから「What It Takes」♪
この曲の象徴的なイメージを担うアコーディオンがスティール・ギターに代わってたけど、やっぱこの曲はアコーディオンがマストだね〜。
13曲目、 ソロアルバムから「My Own Worst Enemy」♪
てか、めっちゃアコーディオン弾いてるやんけ〜(゜ロ゜)
何故「What It Takes」でも弾かなかった!?www
て思ったのは僕だけじゃなかったはずw
14曲目、まずはスティーヴン1人弾き語りでエアロ’76 4thアルバム『Rocks』から「Home Tonight」!! この曲ライブで聞くの初めてかも!? 短めだったけどちょっと嬉しい☆
そして、「Home Tonight」から繋げたピアノのリフはファンなら誰もが瞬時に分かる「Dream On」!!
15曲目、本編ラストとなったのはエアロの十八番盛り上がり必至の「Train Kept A-Rollin'」☆
20:42 ☆本編終了☆
3分程間を置き、
アンコール1曲目(16曲目)
エアロ・ナンバーから「Janie's Got a Gun」だけど、
今回のスティーヴンのソロ・アルバムに収録されたマイナーコードが強調されたアレンジで♪
アンコール2曲目(17曲目)もソロ・アルバムから「Only Heaven」
この曲もスティーヴン節が詰まった楽曲だね♪
アンコール3曲目(18曲目)にして、この日最後の曲となったのは
「Walk This Way」!!!!!
21:05 ☆☆☆演奏終了☆☆☆
1. Sweet Emotion
2. Cryin'
3. I'm Down / Oh! Darling
4. Come Together
5. Love Lives
6. Jaded
7. Love Is Your Name
8. I Make My Own Sunshine
9. Mercedes Benz ~ Piece of My Heart
10. Livin' on the Edge
11. We're All Somebody From Somewhere
12. What It Takes
13. My Own Worst Enemy
14. Home Tonight〜Dream On
15. Train Kept A-Rollin'
< encore >
16. Janie's Got a Gun
17. Only Heaven
18. Walk This Way
昨年4月、桜が武道館手前の上り坂を埋め尽くす頃に見たライブでしたが、やはり関心はエアロスミスの今後の動向。ジョー・ペリーが脱退を表明したら、その後のジョーのライブにスティーヴンが強引に乱入したり、結局バンドがフェアウェル・ツアーを発表したと思ったら、なんだか今でも仲良くかどうかは分からないけど、一緒にライブやっていたり・・・・果たして現状がどうなっているのか、常にいまいち良くわからないんだけど・・・・
何にせよファンは、唯一無二な存在のひとつ、エアロスミスが無くなるなんて事は誰も望んではなく。 ただただ前のめりにくたばるまでエアロスミスをやり切って欲しく、命ある限りロックンロールなわけです。
そんなスティーヴンの相棒ジョー・ペリーは、今年の9月にハリウッド・ヴァンパイアーズでたぶん来日予定だと思うけど、1日も早くエアロでの来日を望みつつ、
今回はこんな感じで
また次回まで御機嫌よ〜(○'ー'○)ノ PEACE!!
Steven Tyler - I Make My Own Sunshine (áudio)
Steven Tyler - Love Is Your Name
Steven Tyler - RED, WHITE & YOU (Lyric Video)