◎SPARKS / Live @ Shibuya Club Quattro 2013 - さかしたBLOG
2015年にフランツ〜とのユニットで来日したスパークスだけど、単独では2013年以来4年振りの来日。9年ぶり22作目のオリジナル・アルバム『ヒポポタマス』をリリースした直後と言う事もあり、なかなかに良いタイミングでのライブとなりました☆
では早速今回のお話へ。
今回は東京で2日間
◎2017年10月24日(火)&25日(水)東京・キネマ倶楽部
Open 18:00 / Start 19:00
<来日バックバンドメンバー>
Ba. Zach Dawes (Mini Mansions / TLSP)
Key. Tyler Parkford (Mini Mansions)
Gt. Evan Weiss (Into It. Over It.)
Gt. Taylor Locke
Dr. Steven Nistor
会場はお初となる 前々から一度行ってみたかった鶯谷のキネマ倶楽部へ、カツと2人で25日の方へ行って来た。
Hostess Club Presents...Sparks @ Tokyo Kinema Club 2017・10・25 (wed)
18時オープンの会場に17:58到着。今回の整理番号152番故、勿論オープン時間に行き少しでも前に詰める為です。
とは言いつつこの日は生憎の雨模様★だがしかし上着や鞄を会場内のコインロッカーに入れている時間さえ惜しいので、カツカー(カツCAR)に上着と鞄を置き、傘もささぬまま10月後半の雨空の下 半袖シャツで列に並ぶ事約10分、
1階エレベーター前到着。
6階受付&座席フロア、5階スタンディングフロアとなっており、
エレベーターで6階まで上がり、6階から階段で5階へ下りる。
5階スタンディングフロア到着。
オッケーオッケーまだ2列くらいしか出来てないぜ〜☆
整理番号152番と言っても必ず152人がオープン時間に来るわけではないからね。
て事で無事センターの3列目くらいに立てたよ♥♥♥
5階スタンディングフロア600人、6階座席フロア100人、合計最大キャパ700人のキネマ倶楽部。大正時代のダンスホールを設定された、グランドキャバレーの設備を利用して2000年に無声映画上映レストランとしてオープンし、現在は、コンサートがメインとしておこなわれている模様。
ステージ下手にはキャバレー時代の名残りを感じさせるサイドステージもあったけど、今回ここは使われなかった。ラッセルにここから出て来て欲しかったな〜。
下から6階見上げるとこんな感じ。
スタンディングフロア18:11に到着して前に詰め、ここから19時開演の約50分がなかなかの手持ち無沙汰★ なので横にはカツがいてお話したりしつつ19時までやりすごすんだけど、やはり気分は高揚しているので、まったく知らない方にも話しかけてみたりもするw
でもって、僕の隣に立っていた青年がアナログLPサイズの袋を持っていたのでもしやと思い、「もしかして物販でLP買ったんですか?」って聞いてみたら「そうです」との事。 今回の物販に新譜『ヒポポタマス』のLPもあり、LP購入された方には枚数限定でロンとラッセルのミニ色紙付きってのは僕も事前情報で入れてました。なので「ミニ色紙貰えましたか?」って聞いたら「貰えました」とその青年、色紙見せてくれました☆
ん〜いいね(*´∀`*)。+.・*
そんなこんなで時間は19時。まずは25日のみのオープニングアクト”KIMONOS”がステージに登場☆
キモノズは元NUMBER GIRL、現ZAZEN BOYSの向井秀徳氏とLEO今井氏の二人が立ち上げたプロジェクト。2010年に本格的に活動を開始し、2010年10月6日に12インチ・iTunes限定となるシングル「Almost Human」を先行リリースし、11月17日にプロジェクト第1弾作品アルバム「Kimonos」をリリース。
向井氏のシンラインから弾き出される生々しい音に今井氏の操る同期物や鍵盤のリフなどが徐々に重なりを増し、2人のボーカルと共に昇華していく様は正にこの日のゲストにふさわしい演奏でした♪ 初めて聞いたけど、ずっと自分の中に残る音でしたね。 キモノズ最高でした!!
因みにKIMONOSの事を知らなく、スパークスのオープニングでキモノズってアーティストが出るって知った時は、スパークスの3rdアルバム『Kimono My House』
から付けた名前かな?なんて思ったけど、全然関係ないみたいねw
19:29 演奏終了☆
そして時間は20:07
SPARKS登場☆☆☆
1曲目 新譜『Hippopotamus』から「What the Hell Is It This Time?」♪
新たなオープニングナンバー登場って感じだね♪ ワクワクとドキドキが交差しまくりだ☆
2曲目 ’74 4thアルバム『Propaganda』から「Propaganda」
3曲目も『Propaganda』から「At Home, At Work, At Play」
要はアルバム『Propaganda』の1曲目から2曲目へって流れです☆
今回のバックの皆さん初めて見る編成の方達だけど、演奏が良くまとまってるね♪
ロン兄ちゃんも元気そうで何より。 てかみんなボーダー着てる!! ちゃんと前日の画像検索して僕もボーダー着ていけばよかった!!(ボーダー持ってないけど・・・)
4曲目 ’08 21thアルバム『Exotic Creatures Of The Deep』から「Good Morning」
前作からの楽曲。高い頻度で近年セットリスト入りして来ますね。ラッセル得意のファルセットボイスがたっぷり堪能出来ます♪ 後半のAメロには「おはよう」って歌詞も入ってます☆☆
英語、イタリア語、日本語、スペイン語って順番だね。
Good morning
Buon giorno
Ohayo
Buenas dias
Hey, where you going?
Hey, where you going?
Does dasvedonya really mean good morning?
因みに僕もスパークスのサイン所有してるんだな。但し本人達から直接貰ったわけではなく、この曲が入っているアルバム『Exotic Creatures Of The Deep』の国内盤CDデラックス・エディションをタワレコで買ったらサイン付きだったって事なんだけどね。たしかスパークスがフジロックで来日してたタイミングだったかな☆
5曲目 ’94 16thアルバム『Gratuitous Sax & Senseless Violins』から「When Do I Get to Sing "My Way"」
とてもメロウで大好きな1曲♪
サビでハットの裏打ちが心地良いんだけど、
ドラマーのスティーヴン 全体的に良い仕事してました☆
6曲目 新譜『Hippopotamus』から「Probably Nothing」
7曲目も『Hippopotamus』から「Missionary Position」♪
この2曲もアルバムの1曲目〜2曲目へって流れ。
とてもフレンチな香りのする楽曲です☆
8曲目も『Hippopotamus』からタイトルナンバー「Hippopotamus」
言葉を劇場型に置きに行く楽曲は今回の新譜でも健在だね。色んな表現の引き出しあって尊敬なのです☆
9曲目 ’82 11thアルバム『Angst in My Pants』から「Nicotina」
この曲、アルバムの音源のギターリフがとてもメタリックで、1982年にオンタイムで聞いてたわけじゃないけど、やはり当時はかなり前衛的な音質だったのだろうか?
この日のステージでは、メタリックと言うよりはビザールな感じだったかな♪
10曲目 『Hippopotamus』から「Scandinavian Design」
ミディアムテンポのゆったりとした楽曲。ロン兄ちゃんとタイラーの鍵盤が上手く棲み分けられてたね♪
11曲目 '06 20thアルバム『Hello Young Lovers』から「Dick Around」
めまぐるしく展開変わる楽曲♪
緩急の差が激しいジェットコースターの様相♪
まじで素晴らしいな〜♪♪♪
12曲目 『Hippopotamus』から「Edith Piaf (Said It Better Than Me)」
この曲のミュージックビデオが製作され、ストップモーションアニメで2人も登場してます。設定は、1930年代のパリに降り立ち、手の届きそうな「何か」を追いかけるも・・・って感じかな。
13曲目 ’74 4thアルバム『Propaganda』から「Never Turn Your Back on Mother Earth」
ゆったりとしたテンポの静かな曲だけど、後半は手拍子起こるの巻♪
14曲目 『Hippopotamus』から「I Wish You Were Fun」
こちらもフレンチな香りがするポップな楽曲♪
サビの「ラララララ〜♪♪♪」は一緒に歌ってしまうよね♪
15曲目 ’02 19thアルバム『Lil' Beethoven』から「My Baby's Taking Me Home」
結構淡々とした2コードで進む様な曲なんだけど、何故かめちゃめちゃ盛り上がったな〜☆
16曲目 ’79 8thアルバム『No. 1 In Heaven』から「The Number One Song in Heaven」
彼等のファンなら誰もが楽しみにしてる1曲だね☆
17曲目 ’74 3rdアルバム『Kimono My House』から「This Town Ain't Big Enough for Both of Us」
スパークスの名を世に知らしめた1曲☆
「The Number One Song in Heaven」と、この曲が演奏されるとライブもいよいよ佳境だね。
18曲目 本編ラストとなったのは、
『Hippopotamus』から「Life with the Macbeths」
悲しく切ないコード進行とメロディで本編〆
21:19 本編終了☆
アンコール1曲目(19曲目)
’75 5thアルバム『Indiscreet』から「Hospitality on Parade」
アンコール2曲目(20曲目)
’15 フランツ・フェルディナンドとの共作『F.F.S』から「Johnny Delusional」
アンコール3曲目(21曲目)にして、この日ラストとなったのは、
『Kimono My House』から「Amateur Hour」
21:38 公演終了☆☆☆
01. What the Hell Is It This Time?
02. Propaganda
03. At Home, At Work, At Play
04. Good Morning
05. When Do I Get to Sing "My Way"
06. Probably Nothing
07. Missionary Position
08. Hippopotamus
09. Nicotina
10. Scandinavian Design
11. Dick Around
12. Edith Piaf (Said It Better Than Me)
13. Never Turn Your Back on Mother Earth
14. I Wish You Were Fun
15. My Baby's Taking Me Home
16. The Number One Song in Heaven
17. This Town Ain't Big Enough for Both of Us
18. Life with the Macbeths
< encore >
19. Hospitality on Parade
20. Johnny Delusional
21. Amateur Hour
今回も最高に素晴らしい演奏を聞かせてくれたスパークス☆
しかも今回の新譜『Hippopotamus』はなんと40年ぶりにスパークスがイギリスのアルバムチャートベスト10入りしました!!
と言うか前作も、その前もずっと良いアルバムを発表し続けている彼等ですが、世の中の流れと今回たまたま波長が合っただけの事なのか!?
何にせよオンリーワンな存在だけは確かなので、やはり継続こそ力なりの良いお手本なのかもですね。
それでも今回 新譜から8曲もセトリ入りするってのは色々ライブ見てますが、中々に稀な事であり、本人達もやはり今回のアルバムにはかなり手応えを感じているのかもです☆
まだまだ色々見せてくれそうなスパークス。日々楽しみは尽きないのでありました。
こちらは↓↓↓ステージに貼ってあったセトリをGETしたお客さんに撮らして頂いた画像☆
ではでは、年内更新今回がラストとなります。
今年もお世話になりました。皆様良いお年を☆
また来年お会いしましょう〜(*'∀')ノ PEACE!!